応用物理Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 応用物理Ⅱ
科目番号 0219 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 物理学基礎(第4版)(原 康夫・学術図書),Primary大学テキストこれだけはおさえたい物理(金原 粲・実教出版),私製プリント
担当教員 河野 託也

到達目標

以下の各項目を到達目標とする。
①クーロンカ,電場,ガウスの法則、電位に
ついて理解する。
②静電誘導,キャパシタ,誘電体とその役割
について理解する。
③電流と直流回路について理解する。
④電流のつくる磁場とアンペールの法則に
ついて理解する。
⑤磁性体について理解する。
⑥電磁誘導について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
クーロンカ,電場,ガウスの法則、電位とその役割に関する問題を解くことができる。クーロンカ,電場,ガウスの法則、電位とその役割について説明できる。 クーロンカ,電場,ガウスの法則、電位とその役割について説明できない。
電位,静電誘導キャパシタ,誘電体とその役割に関する問題を解くことができる。電位,静電誘導,キャパシタ,誘電体とその役割について説明できる。 電位,静電誘導,キャパシタ,誘電体とその役割について説明できない。
電流と直流回路に関する問題を解くことがでる。電流と直流回路について説明できる。 電流と直流回路について説明できない。
電流のつくる磁場とアンペールの法則に関する問題を解くことができる。電流のつくる磁場とアンペールの法則について説明できる。電流のつくる磁場とアンペールの法則について説明できない。
磁性体に関する問題を解くことができる。磁性体について説明できる。 磁性体について説明できない。
電磁誘導に関する問題を解くことができる。電磁誘導について説明できる。 電磁誘導について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
電磁気学を講義する。
授業の進め方・方法:
・授業は教科書と板書を中心に行う。
・英語導入計画:Technical terms
注意点:
・授業では、各自学習ノートをとること。
・演習問題は自分で解いてはじめて身につくもの。毎回の復習が大切

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電荷,クーロンカ,電場(ALレベルのC) 電荷,クーロンカ,電場について理解できる。
2週 電場とガウスの法則,電場と電位,演習出題(ALレベルのC)
電場とガウスの法則,電場と電位について理解でき、問題を解くことができる。
3週 第1回演習(ALレベルのA・B) 1・2週の内容に関する問題を解くことができる。
4週 コンデンサー、種々のコンデンサー(ALレベルのC) コンデンサー、種々のコンデンサーについて理解できる。
5週 誘電体(ALレベルのC) 誘電体について理解できる。
6週 一般化されたオームの法則,キルヒホッフの法則,電流と仕事、ジュール熱(ALレベルのC)
一般化されたオームの法則,キルヒホッフの法則,電流と仕事、ジュール熱について理解できる。
7週 第2回演習(ALレベルのA・B) 4~6週の内容に関する問題を解くことができる。
8週 中間試験、第1,2回演習レポート提出
2ndQ
9週 中間試験の復習,磁石・磁性体(ALレベルのC) 磁石・磁性体について理解できる。
10週 電流がつくる磁場と種々の例題、ソレノイドコイル、演習出題(ALレベルのC) 電流が作る磁場について例題を解くことができる。
11週 第3回演習(ALレベルのA・B) 9・10週の内容に関する問題を解くことができる。
12週 ローレンツカ,電流が磁場から受ける力(ALレベルのC) ローレンツカ,電流が磁場から受ける力について理解できる。
13週 磁性体・電磁誘導,演習出題(ALレベルのC) 磁性体・電磁誘導について理解でき、問題を解くことができる。
14週 第4回演習(ALレベルのA・B) 12・13週の内容に関する問題を解くことができる。
15週 期末試験、第3,4回演習レポート提出
16週 電磁気学のまとめ(ALレベルのC)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理電気導体と不導体の違いについて、自由電子と関連させて説明できる。3
電場・電位について説明できる。3
クーロンの法則が説明できる。3
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。3
オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。3
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。3
ジュール熱や電力を求めることができる。3

評価割合

中間試験期末試験教室外学修レポート(中間)教室外学修レポート(期末)合計
総合評価割合1001005050300
得点1001005050300