到達目標
以下の項目を到達目標とする。
① ブラインドタッチによりプログラミングができる。
② Excel VBAの基本的なプログラミングができる。
③ Excel VBAを用いて数値計算のプログラミングができる。
④ Excel VBAを用いて機械工学の応用問題を解決できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ブラインドタッチにより迅速なプログラミングができる。 | ブラインドタッチによりプログラミングができる。 | キーボードを見ないとプログラミングができない。
FとJのキーに両人差し指を置いていない。 |
評価項目2 | 教科書を見なくてもExcel VBAの基本的なプログラミングができる。 | 教科書を見ればExcel VBAの基本的なプログラミングができる。 | 配列の概念がわからない。代入文の概念がわからない。Excel VBAシステムの立ち上げ方がわからない。 |
評価項目3 | Excel VBAを用いて数値計算のプログラミングができる。(8割) | xcel VBAを用いて数値計算のプログラミングができる。(6割) | Excel VBAを用いて数値計算のプログラミングが6割未満しかできない。 |
評価項目4 | Excel VBAを用いて機械工学の応用問題を解決できる。(8割) | Excel VBAを用いて機械工学の応用問題を解決できる。(6割) | Excel VBAを用いて機械工学の応用問題を6割未満しか解決できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本授業では,4学年までに修得した情報処理科目のプログラミングの素養を適用して,実務的な情報処理技術を身につけることを目的としている。
授業の進め方・方法:
本講義では実践的なプログラミング能力を養う手段として,Excel VBAを用いる.教科書とUSBメモリチィップは授業運営上,不可欠であるので,必ず準備すること.。
授業の進め方は以下のとおりである。
① 演習問題の配信
② 演習問題を解いて印刷版あるいは電子ファイルを提出
注意点:
教室外学修の課題自体は,そのまま総得点率には反映されることはないが,課題は定期試験の出題範囲であるので,定期試験を介して総得点率に反映される。
やむなく遅刻した場合に,その都度,授業担当教員に関連の記録を確認することは各学生の責任である.
欠席した場合は,次回の講義の前日までに配布物を教員室まで取りに来ること.
なお, 以下の項目により総得点を最大50点まで減ずる。
①授業中の私語(-5)
②授業中の本教科目以外の業務等(-5)
③授業中ノートを執らない(-5)
④宿題等の提出物の未提出(-5)
学習・教育目標(D-2 情報・論理系)40%,(E)60% JABEE基準1(1):(c)60%(d)40%
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
シラバス説明 Excel VBA の利用,セル,コマンドボタン (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント01
|
2週 |
代入文,変数のタイプ,配列, 分岐,IF文 (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント02
|
3週 |
ループ,平均値,最大値・最小値 (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント03
|
4週 |
サブプロシージャー・ファンクションプロシージャー (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める配布 (教室外学修) プリント04
|
5週 |
各自の卒業テーマに関連したプログラミング(卒研班別学習) (ALのレベルB) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) プログラミングの完成
|
6週 |
連立方程式の解法 (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント05
|
7週 |
代数方程式の解法 -ニュートン法- (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント06
|
8週 |
中間のまとめ |
|
4thQ |
9週 |
台形公式による数値積分 (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント07
|
10週 |
ガウスザイデル法 連立方程式の解法 (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント08
|
11週 |
常微分方程式の数値解法の基礎 (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント09
|
12週 |
総和規約と行列の計算 (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント10
|
13週 |
伝熱計算の概要 差分法 (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント11
|
14週 |
山登り法 (ALのレベルC) |
課題のプログラムが組める (教室外学修) 配布プリント12
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
期末試験の解答の解説 (ALのレベルC) |
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 4 | |
定数と変数を説明できる。 | 4 | |
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。 | 4 | |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 4 | |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 4 | |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 4 | |
条件判断プログラムを作成できる。 | 4 | |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 4 | |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 4 | |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 | 200 |
得点 | 100 | 100 | 200 |