エネルギーと環境

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 エネルギーと環境
科目番号 0257 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 参考書として,低炭素社会と資源・エネルギー(及川,北野ほか,三共出版)を用いる。
担当教員 石丸 和博

到達目標

以下の各項目を到達目標とする。
①各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を知る。
②エネルギー問題と環境問題の相互関係について理解する。
③エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について理解する。
④調査および発表の手法を修得する。
⑤質疑・応答の要領とマナーを修得する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を十分に理解することができる。各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を理解している。各種エネルギーの利用形態とその特徴および問題点、改善の方法を理解していない。
エネルギー問題と環境問題の相互関係について十分に理解することができる。エネルギー問題と環境問題の相互関係について理解している。エネルギー問題と環境問題の相互関係について理解していない。
エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について十分に理解している。エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について理解している。エネルギー問題と環境問題が社会に及ぼす影響について理解していない。
調査および発表の手法を十分に修得している。調査および発表の手法を修得している。調査および発表の手法を修得していない。
質疑・応答の要領およびマナーを十分に修得している。質疑・応答の要領およびマナーを修得している。質疑・応答の要領およびマナーを修得していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
エネルギー問題の解説の後、各自が関心を持つエネルギー利用についての調査グループ(3名程度)を編成する。調査内容を検討・整理して調査内容検討書を提出し、これに沿って調査する。
授業の進め方・方法:
調査結果を発表し、中間レポートを提出する(各グループ4回の発表を行う。)調査結果についての質疑をもとに次の調査課題をまとめ、これに沿って調査する。また総合的なエネルギー利用方法について各グループから提案を行い、最後に全員がまとめのレポートを提出する。
英語導入計画:なし

注意点:
発表用の資料については引用資料を明記すること。また、質疑を重視するので発表時以外は質問事項を記録した質問票を毎回提出すること。
学習・教育目標:(A-2)50%,(D-3:環境系、エネルギー系)50%
JABEE基準1(1):(b),(d)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 調査方法および発表方法についての説明、グループ編成 調査方法および発表方法について理解できる
2週 エネルギー資源とエネルギー問題および環境問題 エネルギー資源とエネルギー問題および環境問題に関して理解できる
3週 各種エネルギー変換の概要(1) 各種エネルギー変換の概要(1)に関して理解できる
4週 各種エネルギー変換の概要(2) 各種エネルギー変換の概要(2)に関して理解できる
5週 グループ1~4の基礎調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ1~4の基礎調査結果の発表に関して理解できる
6週 グループ5~8の基礎調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ5~8の基礎調査結果の発表に関して理解できる
7週 グループ9,10の基礎調査結果,グループ1,2の発展的調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ9,10の基礎調査結果,グループ1,2の発展的調査結果の発表に関して理解できる
8週 グループ3~6の発展的調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ3~6の発展的調査結果の発表に関して理解できる
4thQ
9週 グループ7~10の発展的調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ7~10の発展的調査結果の発表に関して理解できる
10週 グループ1~4 の追調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ1~4 の追調査結果の発表に関して理解できる
11週 グループ5~8の追調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ5~8の追調査結果の発表に関して理解できる
12週 グループ9,10の追調査結果,グループ1,2の最終調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ9,10の追調査結果,グループ1,2の最終調査結果の発表に関して理解できる
13週 グループ3~6の最終調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ3~6の最終調査結果の発表に関して理解できる
14週 グループ7~10の最終調査結果の発表と質疑(ALのレベルA) グループ7~10の最終調査結果の発表に関して理解できる
15週 期末試験 期末試験
16週 期末試験の解説とエネルギーと環境のまとめ エネルギーと環境をまとめ、その全体像に関して理解できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。3
環境問題を考慮して、技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。3

評価割合

試験発表・レポート質疑合計
総合評価割合343333100
得点343333100