日本事情

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 日本事情
科目番号 0048 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 特になし
担当教員 松野 恵美,安里 陽子

到達目標

① 日本の文化・社会について対話を通して考えることができる。
② 自分の関心に沿って調査を行い、その結果を適切にまとめることができる。
③ わかりやすいプレゼンテーションを行うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 インターネットなどを活用して情報を集め、報告することができる十分な量、質の情報が集められ、得た情報をわかりやすくまとめて伝えることができる。十分な量、質の情報が集められ、得た情報を過不足なく伝えることができる。十分な量、質の情報が集められない。また、得た情報を正しく伝えることができない。
評価項目2 資料や調査を通じて知ったこと、考えたことをまとめられる。知ったこと、考えたことを、図や文章で効果的に表現し、伝えられる。知ったこと、考えたことを図や文章で表現し、伝えられる。知ったこと、考えたことを見る人が分かるように表現できない。
評価項目3 知識や自分の考えを他者に伝えられる。知識や自分の考えを、整理してわかりやすく伝えられる。知識や自分の考えを、自分なりの言葉で伝えられるが、所々内容の確認が必要なところがある。知識や自分の考えを伝えようとするが、うまく伝わらず、あきらめてしまう。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では、日本の文化や社会について、他者との対話を通して考えを深める。自らの疑問を解消するために調査を行い、その結果をまとめることを通して日本の文化や社会について考える。「日本とは○○だ」「日本人とは○○だ」といった本質主義的な見方ではなく、それぞれの経験や疑問について実際に調査することによって、多角的に分析する。
授業の進め方・方法:
この授業では、対話活動を取り入れるため、積極的に交流することが求められる。自らの疑問や考えを出発点として日本の文化や社会について考えていく。単なる知識の伝達ではなく、自分と社会との関係性を意識することが求められる。授業では、調査活動や対話活動を主な活動とする。授業内容は学生の関心に合わせて適宜変更することがある。
注意点:
プレゼン作成・発表のためにパソコンを使用します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
2週 日本クイズ 自らの関心をもとに文化や社会について考えることができる
3週 日本クイズ 自らの関心をもとに文化や社会について考えることができる
4週 日本クイズ 自らの関心をもとに文化や社会について考えることができる
5週 日本クイズ 自らの関心をもとに文化や社会について考えることができる
6週 日本クイズ 自らの関心をもとに文化や社会について考えることができる
7週 日本クイズ 自らの関心をもとに文化や社会について考えることができる
8週 中間試験
2ndQ
9週 調査テーマ決め 自らの関心をもとに文化や社会について考え、テーマを決めることができる
10週 情報収集 必要な情報を適切に収集することができる
11週 情報収集 必要な情報を適切に収集することができる
12週 発表準備 伝え方や表現に注意し、わかりやすい発表を考えることができる
13週 発表準備 伝え方や表現に注意し、わかりやすい発表を考えることができる
14週 発表 伝え方や表現に注意し、わかりやすい発表を行うことができる
15週 前期の振り返り 前期の学習を振り返り、自己評価を行う
16週 前期の振り返り 前期の学習を振り返り、自己評価を行う
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション+前期のふりかえり 良いプレゼンテーションとは何か考えまとめることができる
2週 気になる文化・社会 自らの関心をもとに文化や社会について考えることができる
3週 気になる文化・社会 自らの関心をもとに文化や社会について考えることができる
4週 プレゼンテーマ決め 調査テーマを決めることができる
5週 情報収集 必要な情報を適切に収集することができる
6週 情報収集 必要な情報を適切に収集することができる
7週 ミニ発表+ふりかえり 収集した情報をまとめ、わかりやすくプレゼンテーションを行うことができる
8週 中間試験
4thQ
9週 調査テーマ決め 自らの関心をもとに文化や社会について考え、テーマを決めることができる
10週 情報収集 必要な情報を適切に収集することができる
11週 情報収集 必要な情報を適切に収集することができる
12週 発表準備 伝え方や表現に注意し、わかりやすい発表を考えることができる
13週 発表準備 伝え方や表現に注意し、わかりやすい発表を考えることができる
14週 発表 伝え方や表現に注意し、わかりやすい発表を行うことができる
15週 1年の振り返り 1年の学習を振り返り、自己評価を行う
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

授業内発表課題・提出物授業態度中間試験合計
総合評価割合60606020200
前期30303010100
後期30303010100