日本事情

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 日本事情
科目番号 0049 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 特になし
担当教員 菅原 崇,村田 竜樹

到達目標

① 日本の社会・文化についての知識を得る。
② 日本の社会・文化について対話を通して考えることができる。
③ 自分の考えや価値観をまとめることができる。
④ 自分のライフコースについて他者と対話することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 周りの日本人に質問をし、情報を集め、報告することができる。十分な量、質の情報が集められ、得た情報をわかりやすくまとめて伝えることができる。十分な量、質の情報が集められ、得た情報を過不足なく伝えることができる。十分な量、質の情報が集められない。また、得た情報を正しく伝えることができない。
評価項目2 資料や調査を通じて知ったこと、考えたことをまとめられる。知ったこと、考えたことを、図や文章で効果的に表現し、伝えられる。知ったこと、考えたことを図や文章で表現し、伝えられる。知ったこと、考えたことを見る人が分かるように表現できない。
評価項目3 知識や自分の考えを他者に伝えられる。知識や自分の考えを、整理してわかりやすく伝えられる。知識や自分の考えを、自分なりの言葉で伝えられるが、所々内容の確認が必要なところがある。知識や自分の考えを伝えようとするが、うまく伝わらず、あきらめてしまう。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では、自分の身の回りのこと、日本の文化や社会に関するテーマについて他の学生や教師と対話を行う。知識の獲得ではなく、知識や考えを伝え合い、自分の考えを深めることを目指す。
授業の進め方・方法:
この授業では、自分の身の回りのこと、日本の文化や社会に関するテーマについて他の学生や教師と対話を行う。それぞれが持っている知識や価値観を他者と比べながら、授業を進めるため、積極的に発言することが求められる。授業の学びを振りかえることができるように、振りかえりシートに記録する。授業内容は学生の関心に合わせて適宜変更することがある。
注意点:
授業ではプリントを配布するので、各自で保存すること。
学習・教育目標:(C-1)70%(A-1)30%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1回:地域の特色について発表 テーマについてまとめ、発表することができる
2週 第2回:地域の特色について調べる テーマについて自分で調べ、情報を整理することができる
3週 第3回:地域の特色についてのPPT作成 テーマについて整理した情報を基に効果的なPPTを作成することができる
4週 第4回:制服について テーマについて他者と対話し考えを深める
5週 第5回:エコ活動について調べる テーマについて自分で調べ、情報を整理することができる
6週 第6回:エコ活動についてPPTを作成 テーマについて整理した情報を基に効果的なPPTを作成することができる
7週 第7回:ボランティア文化 テーマについて知識を深める
8週 第8回:ボランティア文化 テーマについて対話を通して考えることができる
2ndQ
9週 第9回:社会問題 社会問題について対話を通して考えることができる
10週 第10回:発表ポスターを作成① テーマを決めて情報を集めることができる
11週 第11回:発表ポスターを作成② テーマについて情報を集め整理することができる
12週 第12回:発表ポスターを作成③ 効果的なポスターを作成することができる
13週 第13回:発表する 発表について対話し、考えを深める
14週 第14回:レポートを作成する① テーマについてわかりやすい文章でまとめることができる
15週 期末試験⇒レポートを作成する②→提出
16週 第15回:授業のふりかえり 授業で考えたことをまとめることができる
後期
3rdQ
1週 第16回:ライフイベント(教育) テーマについて他者と対話し、考えを深める
2週 第17回:ライフイベント(医療) テーマについて他者と対話し、考えを深める
3週 第18回:ライフイベント(就職) テーマについて他者と対話し、考えを深める
4週 第19回:ライフイベント(退職) テーマについて他者と対話し、考えを深める
5週 第20回:ライフコースを振り返る 自分の経験について対話し、考えを深める
6週 第21回:ライフコースを振り返る 自分の経験について対話し、考えを深める
7週 第22回:ライフコースを考える 今後のプランについて対話し、考えを深める
8週 第23回:ライフコースを考える 今後のプランについて対話し、考えを深める
4thQ
9週 第24回:すごろく作成 ライフコースについてまとめることができる
10週 第25回:すごろく作成 ライフコースについてまとめることができる
11週 第26回:すごろく作成 ライフコースについてまとめることができる
12週 第27回:すごろくを比べる 対話を通して、ライフコースへの考えを深める
13週 第28回:ライフコースをまとめる ライフコースをレポートにまとめることができる
14週 第29回:ライフコースをまとめる ライフコースをレポートにまとめることができる
15週 第30回:試験の解説、授業のふりかえり 授業で考えたことをまとめることができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
複数の情報を整理・構造化できる。3
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3
事実をもとに論理や考察を展開できる。3
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3

評価割合

(2回) 期末試験⇒最終レポート課題(レポート等)活動に取り組む姿勢合計
総合評価割合200250150600
前期10012575300
後期10012575300