電気情報工学科へ入学し、初めて学ぶ専門科目として、電気電子工学の基礎と情報工学の基礎となるコンピュータリテラシーを学習する。この授業は、5年間の専門教育における導入的内容を取り扱う。週 1 時間の講義では論理的な考え方とAL手法の目的、実施方法を学んだ後に、電気電子工学の基礎を学ぶ。
週 1 回の製図・実習・実技では、実際にコンピュータや各種プログラム・機器等にふれながら演習を行う。具体的には達成度評価の基準で示した各項目を達成することにより、以下の項目を習得することを目標とする。
① 電気電子および製図に関する基礎知識の習得
② 情報発信と収集を可能とするコンピュータの基礎知識の習得
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
(講義)自己紹介、学習目標、目的の記述 (実習)情報リテラシー |
(講義)本授業の学習目標、目的を把握する。 (実習)インターネットを用いた犯罪例などを知り、インターネットの正しい利用方法を身に着ける。
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2週 |
(講義)アクティブラーニング入門① (実習)電子機器用部品 |
(講義)アクティブラーニングによる学習方法を習得する。 (実習)基本的な電子部品を学び,それらの用途を理解する。
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3週 |
(講義)アクティブラーニング入門② (実習)CAD 電気回路作図
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(講義)アクティブラーニングによる学習方法を習得する。 (実習)CADソフトで電解路の作図をすることができる。
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4週 |
(講義)電気情報工学科教員の紹介① (実習)レポート作成(MS Word,Excel) |
(講義)電気情報工学科教員の研究を学ぶ。 (実習)Office WordおよびExcelを利用して簡単なレポートを作成できる。
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5週 |
(講義)電気情報工学科教員の紹介② (実習)実験:電圧計
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(講義)電気情報工学科教員の研究を学ぶ。 (実習)電圧計の使い方を習得する。
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6週 |
(講義)電気情報工学科教員の紹介③ (実習)実験:電流計
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(講義)電気情報工学科教員の研究を学ぶ。 (実習)電流計の使い方を習得する。
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7週 |
(講義)直流回路の基礎 (実習)実験:オームの法則 |
(講義)直流回路について理解する。 (実習)オームの法則を理解する。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
(講義)オームの法則と直並列回路 (実習)CAD 回路シミュレーション① |
(講義)オームの法則と直並列回路について理解する。 (実習)回路シミュレーターで交流回路のシミュレーションができる。
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10週 |
(講義)回路網における電流と電圧 (実習)実験:オシロスコープ |
(講義)回路網における電流と電圧について理解する。 (実習)実際にICを使って論理回路を理解する。
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11週 |
(講義)キルヒホッフの法則① (実習)CAD 回路シミュレーション②
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(講義)キルヒホッフの法則について理解する。 (実習)回路シミュレーターの使い方を習得する。
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12週 |
(講義)キルヒホッフの法則② (実習)実験:キルヒホッフ
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(講義)キルヒホッフの法則について理解する。 (実習)キルヒホッフの法則を理解する。
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13週 |
(講義)キルヒホッフの法則③ (実習)コンピュータとプログラム
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(講義)キルヒホッフの法則について理解する。 (実習)コンピュータの概要を学び、簡単な論理演算ができる。
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14週 |
(講義)キルヒホッフの法則のまとめ (実習)実験:HTML
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(講義)キルヒホッフの法則を習得する。 (実習)HTMLで簡単なWebページを作成できる。
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
試験回答 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
(講義)三角関数の復習 (実習)プログラムの表現方法とフローチャート |
(講義)三角関数を習得する。 (実習)フローチャート作成することができる。
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2週 |
(講義)複素数の復習 (実習)プログラムに挑戦① |
(講義)複素数を習得する。 (実習)processingにより画像を描画できる。
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3週 |
(講義)交流回路の基礎 (実習)プログラムに挑戦② |
(講義)交流回路の基礎について理解する。 (実習)processingにより簡単なアニメーションを作成できる。
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4週 |
(講義)コンデンサと交流回路 (実習)プログラムに挑戦③ |
(講義)コンデンサと交流回路について理解する。 (実習)processingにより作成したアニメーションを発展させることができる。
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5週 |
(講義)コイルと交流回路 (実習)論理回路① |
(講義)コイルと交流回路について理解する。 (実習)ICを用いて論理回路を作成できる。
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6週 |
(講義)RLC回路に関する演習問題① (実習)論理回路② |
(講義)について理解する。 (実習)論理回路を作成し論理演算を行うことができる。
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7週 |
(講義)RLC回路に関する演習問題② (実習)論理回路③ |
(講義)RLC回路について理解する。 (実習)様々な種類の論理演算子を用いて論理演算を行うことができる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
(講義)磁気による現象 (実習)プログラム実習① |
(講義)磁気による現象について理解する。 (実習)processingでプログラミングしマイコンを動作させることができる。
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10週 |
(講義)電流による磁界 (実習)プログラム実習② |
(講義)電流による磁界について理解する。 (実習)マイコンを用いた電子工作ができる。
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11週 |
(講義)電磁力 (実習)プログラム実習③
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(講義)電磁力について理解する。 (実習)マイコンを用いて作品を作ることができる。
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12週 |
(講義)静電気 (実習)プレゼンテーション資料の作成 |
(講義)静電気について理解する。 (実習)プレゼンテーション資料を作成する。
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13週 |
(講義)コンデンサの原理と静電容量 (実習)コンテスト① |
(講義)コンデンサの原理と静電容量について理解する。 (実習)作成したプレゼンテーション資料により発表する。
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14週 |
(講義)総合演習 (実習)コンテスト② |
(講義)本授業の内容を習得する。 (実習)作成したプレゼンテーション資料により発表する。
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15週 |
後期期末試験 |
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16週 |
第30回:試験回答 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 2 | |
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。 | 2 | |
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。 | 2 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。 | 2 | |
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。 | 2 | 前1 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | その他の学習内容 | オームの法則、キルヒホッフの法則を利用し、直流回路の計算を行うことができる。 | 3 | |
トランジスタなど、ディジタルシステムで利用される半導体素子の基本的な特徴について説明できる。 | 3 | |
少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 3 | |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 3 | |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 3 | |
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 2 | |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 2 | |