科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 体育
科目番号 0090 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 アクティブスポーツ(大修館)
担当教員 麻草 淳,上田 真也,揖斐 祐治,篠田 知之

到達目標

様々な種目を通し、体力や運動能力の向上を図る。また、種目特性やルールの理解を深めることで、生涯にわたる適切な運動習慣の確立につなげる。プレー中はもちろんのこと、プレー以外でも他と協調し、協力しあう態度を育てる。
①関心・意欲・態度:様々な運動に取組み、各種目の楽しさや喜びを味わうことができる。
②思考力・判断力:自己やチームの課題に対して適切な取組みや工夫ができる。
③運動技能:効率的な技術やゲームにおける効果的なプレーができる。
④知識・理解度:種目の特性を理解し、プレーヤーとしてのみならず審判としてゲームの進行ができる。
⑤責任・貢献・協調性:自己の役割を自覚し、授業の運営・チーム力の向上などに貢献できる。
岐阜高専ディプロマポリシー:(A)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 関心・意欲・態度様々な運動に対して主体的に取組み、各種目の楽しさや喜びを味わうことができる。様々な運動に対して主体的に取り組むことができる。様々な運動に対して主体的に取り組むことができない。
評価項目2 思考力・判断力自己やチームの課題を見つけ、適切な取り組みや工夫ができる。自己やチームの課題に対して適切な取組みができる。自己やチームの課題に対して適切な取組みができない。
評価項目3 運動技能効率的な技術やゲームにおける効果的なプレーができる。運動・ゲームを構成する基本技術が身についている。運動・ゲームを構成する基本技術が身についていない。
評価項目4 知識・理解度種目の特性を理解し、プレーヤーとしてのみならず審判としてゲームの進行ができる。種目の特性を理解し、プレーヤーとして適切な判断ができる。種目の特性を理解できておらず、プレーヤーとして適切な判断ができない。
評価項目5 責任・貢献・協調性自己の役割を自覚し、授業の運営・チーム力の向上などに大いに貢献できる。自己の役割を自覚し、能力に応じた貢献ができる。自己の役割を自覚できず、能力に応じた貢献ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
下記の3コースから選択する。
1.前期:卓球     後期:ソフトテニス・バドミントン
2.前期:バドミントン 後期:ソフトボール・ソフトテニス
3.前期:ソフトテニス 後期:卓球   (主に女子)
いずれも親しみやすい種目である。積極的に取り組む中から技能の習得や種目への理解を深め、生涯にわたる運動習慣の確立につながることに期待する。
授業の進め方・方法:
練習やゲームに積極的に取り組むこと。また、練習やゲームを安全で円滑に進めるために、互いに協力し、各自の役割を果たすこと。運動するのにふさわしい服装で出席すること。
※授業内容は、健康・安全面への配慮から、天候等により変更することがある。また、遠隔授業になった場合は指導教員の指示に従いTeamsでの配信授業を受講する。
注意点:
新型コロナウイルス感染予防や怪我、熱中症などに十分注意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 卓球の特性と基本知識、安全上の諸注意について
バドミントンの特性と基本知識、安全上の諸注意について
ソフトテニスの特性と基本知識、安全上の諸注意について
種目の歴史や成り立ちなどを理解する
2週 基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)と簡易ゲ-ム
基本的な準備(グリップ、グロ-ブの付け方)などを正しく理解する
3週 基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)と簡易ゲ-ム
基本的な動作を正確に実施出来る様、繰り返す
4週 基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)と簡易ゲ-ム
基本的な動作を正確に実施出来る様、繰り返す
5週 球技大会 チーム別対抗戦
(ソフトボール・ソフトテニス・サッカー・バスケットボール・バレーボール・卓球)
ル-ルを遵守し楽しく実施する
6週 体力テスト グループ測定 種目(50M走・ハンドボール投げ・長座体前屈・上体起こし) 自己の体力を確認するために、正確に行なう
7週 体力テスト グループ測定 種目(握力・反復横跳び・立ち幅跳び・シャトルラン) 自己の体力を確認するために、正確に行なう
8週 基本練習とダブルスリーグ戦①
基本的技術練習を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
2ndQ
9週 基本練習とダブルスリーグ戦②
基本的技術練習を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
10週 基本練習とダブルスリーグ戦③
基本的技術練習を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
11週 基本練習とダブルスリーグ戦④
基本的技術練習を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
12週 卓球:基本練習とシングルスリーグ戦①
バドミントン:基本練習とシングルスリーグ戦①
ソフトテニス:基本練習とダブルス2次リーグ戦①
基本的技術練習を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
13週 卓球:基本練習とシングルスリーグ戦②
バドミントン:基本練習とシングルスリーグ戦②
ソフトテニス:基本練習とダブルス2次リーグ戦②
基本的技術練習を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
14週 卓球:基本練習とシングルスリーグ戦③
バドミントン:基本練習とシングルスリーグ戦③
ソフトテニス:基本練習とダブルス2次リーグ戦③
基本的技術練習を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
15週 まとめ・授業アンケ-ト 半期を振り返りつつ、総括する
16週
後期
3rdQ
1週 ソフトテニスの特性と基本知識、安全上の諸注意について
ソフトボールの特性と基本知識、安全上の諸注意について
卓球の特性と基本知識、安全上の諸注意について

種目の歴史や成り立ちなどを理解する
2週 球技大会 チーム別対抗戦
(ソフトボール・ソフトテニス・サッカー・バスケットボール・バレーボール・卓球)
ル-ルを遵守し楽しく実施する
3週 ソフトテニス:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)と簡易ゲ-ム
ソフトボール:基本練習(捕る・投げる・打つ)と簡易ゲーム
卓球:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)と簡易ゲ-ム

基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
4週 ソフトテニス:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)とリーグ戦①
ソフトボール:基本練習(捕る・投げる・打つ)とリーグ戦①
卓球:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)とダブルスリーグ戦①
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
5週 ソフトテニス:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)とリーグ戦②
ソフトボール:基本練習(捕る・投げる・打つ)とリーグ戦②
卓球:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)とダブルスリーグ戦②
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
6週 ソフトテニス:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)とリーグ戦③
ソフトボール:基本練習(捕る・投げる・打つ)とリーグ戦③
卓球:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)とダブルスリーグ戦③
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
7週 ソフトテニス:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)とリーグ戦④
ソフトボール:基本練習(捕る・投げる・打つ)とリーグ戦④
卓球:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)とダブルスリーグ戦④
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
8週 バドミントンの特性と基本知識、安全上の諸注意について
ソフトテニスの特性と基本知識、安全上の諸注意について
卓球:基本練習(各種ストロ-ク・サ-ビス)とダブルスリーグ戦⑤
種目の歴史や成り立ちなどを理解する
4thQ
9週 バドミントン:基本練習(各種ストローク・サービス)、簡易ゲーム
ソフトテニス:基本練習(各種ストローク・サービス)、簡易ゲーム
卓球:基本練習(各種ストローク・サービス)とダブルスリーグ戦⑥
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
10週 バドミントン:基本練習(各種ストローク・サービス)とダブルスリーグ戦①
ソフトテニス:基本練習(各種ストローク・サービス)とリーグ戦①
卓球:基本練習(各種ストローク・サービス)とシングルスリーグ戦①
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
11週 バドミントン:基本練習(各種ストローク・サービス)とダブルスリーグ戦②
ソフトテニス:基本練習(各種ストローク・サービス)とリーグ戦②
卓球:基本練習(各種ストローク・サービス)とシングルスリーグ戦②
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
12週 バドミントン:基本練習(各種ストローク・サービス)とダブルスリーグ戦③
ソフトテニス:基本練習(各種ストローク・サービス)とリーグ戦③
卓球:基本練習(各種ストローク・サービス)とシングルスリーグ戦③
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
13週 バドミントン:基本練習(各種ストローク・サービス)とダブルスリーグ戦④
ソフトテニス:基本練習(各種ストローク・サービス)とリーグ戦④
卓球:基本練習(各種ストローク・サービス)とシングルスリーグ戦④
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
14週 バドミントン:基本練習(各種ストローク・サービス)とダブルスリーグ戦⑤
ソフトテニス:基本練習(各種ストローク・サービス)とリーグ戦⑤
卓球:基本練習(各種ストローク・サービス)とシングルスリーグ戦⑤
基本的技術を繰り返し実施しながら、試合ではル-ルを守って楽しむ
15週 後期まとめ・授業アンケ-ト 半期を振り返りつつ、総括する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

主体性工夫技術規則貢献合計
総合評価割合30201002030200
前期1510501015100
後期1510501015100