電気情報工学実験

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2016
授業科目 電気情報工学実験
科目番号 0115 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 電気・電子工学実験指導書(配布資料)
担当教員 白木 英二,富田 勲

到達目標

電気情報に関する基礎技術を理解し、実験・実習能力を習得する。具体的な教育目標を以下に示す。
① 電気情報に関する基礎技術と知識を実験・実習を通して習得する。
② 各種計測機器の取り扱いを習得する。
③ 自分の考えを判り易く説明する能力,レポートにまとめる能力を身につける。
④ 情報機器を使いこなし,システムを構築する能力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気情報に関する基礎技術を体験習得し、得られた結果を分析できる。電気情報に関する基礎技術を体験習得している。電気情報に関する基礎技術を体験習得していない。
評価項目2各種計器の取り扱い方を習得し、得られた結果を分析できる。各種計器の取り扱い方を習得している。各種計器の取り扱い方を習得していない。
評価項目3得られた結果を分析して論理的にレポートにまとめる能力,自分の解釈や考えをわかりやすく説明する能力を習得している。レポートにまとめる能力,自分の考えをわかりやすく説明する能力を習得している。レポートにまとめる能力,自分の考えをわかりやすく説明する能力を習得していない。
評価項目4情報機器を使いこなし,システムを構築する能力を習得し、得られた結果を分析できる。情報機器を使いこなし,システムを構築する能力を習得している。情報機器を使いこなし,システムを構築する能力を習得していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
実験実習を中心に行うので,実験実習に積極的に参加し,レポートを作成すること。
実験前には,実験指導書を利用するなどして実験内容を把握しておくこと。また,実験に必要な基礎知識を自分の力で予習すること。実験テーマ終了時には口頭試問を行うので,実験内容を十分把握しておくこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実験ガイダンス(実験における使用機器等の安全教育,実験の心得)
2週 実験ガイダンス(前期前半テーマ説明,レポートの書き方)
3週 電圧計の取り扱い
4週 電流計の取り扱い
5週 オームの法則の実験
6週 オシロスコープの使い方I
7週 HTML
8週 実験ガイダンス(前期後半テーマ説明)
2ndQ
9週 電圧源・電流源
10週 キルヒホッフの法則の実験
11週 ホイートストンブリッジの中位抵抗の測定
12週 オシロスコープの使い方II
13週 正弦波の平均値と実効値
14週 画像処理
15週 実験実習のまとめ
16週
後期
3rdQ
1週 実験ガイダンス(後期前半テーマ説明)
2週 ダイオードの静特性
3週 オペアンプI
4週 乾電池の特性試験
5週 センサーおよびアクチュエータの実習
6週 オシロスコープの使い方III
7週 電位差計による電池の起電力の測定
8週 交流回路
4thQ
9週 標準ロジックIC を使った回路実習
10週 実験ガイダンス(工作実習の説明)
11週 工作実習(1) はんだごての使い方、回路設計と作製
12週 工作実習(2-1) マイコンを使用した実習① (プログラミング)
13週 工作実習(2-2) マイコンを使用した実習② (プレゼンテーションの作成)
14週 工作実習(2-3) 作品発表会
15週 工作実習(2-4) プレゼンテーション
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート試験作品発表合計
総合評価割合200102020250
前期得点1101000120
後期得点9002020130