ディジタル回路I

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 ディジタル回路I
科目番号 0116 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ディジタル電子回路―集積回路化時代の―(藤井 信生,昭晃堂,1987,4)
担当教員 白木 英二

到達目標

本授業では,コンピュータのハードウェアシステムの基礎となる論理回路の知識と,これを設計する能力を習得する。具体的には以下の項目を目標とする。
①2進数,16進数,2進演算の理解
②論理関数の理解
③組み合わせ論理回路の理解
④フリップフロップの理解
⑤順序回路の解析法の理解
⑥順序回路の設計法の理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目12進数,16進数に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。2進数,16進数に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。2進数,16進数に関する問題を解くことができない。
評価項目2論理関数に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる論理関数に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。論理関数に関する問題を解くことができない。
評価項目3組み合わせ回路の設計と簡単化に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。組み合わせ回路の設計と簡単化に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。 組み合わせ回路の設計と簡単化に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。組み合わせ回路の設計と簡単化に関する問題をほぼ正確に行なうことができない。
評価項目4順序回路の解析に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。順序回路の解析に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。順序回路の解析に関する問題をほぼ正確に行なうことができない。
評価項目5順序回路を設計に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。順序回路を設計に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。順序回路を設計に関する問題をほぼ正確に行なうことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
板書およびプレゼンテーション(PPT)ソフトにより授業を行うので、ノートを取ること。また、授業中に行う演習問題と同等の問題を試験で出題するので、同等のレベルまでは各自で理解度の確認をすることが重要となる。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 2進数と16進数
2週 2進数の演算
3週 2進演算の正解・不正解
4週 基本論理回路
5週 ブール代数と論理関数
6週 論理関数の簡単化
7週 組み合わせ論理回路の解析と実現
8週 中間試験
4thQ
9週 組み合わせ論理回路のシミュレータ実装
10週 フリップフロップの原理
11週 フリップフロップの種類と動作
12週 順序回路の解析
13週 順序回路の設計方法
14週 シミュレータによる順序回路の実装
15週 順序回路の設計と解析
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合20050250
得点20050250