プログラミング

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2016
授業科目 プログラミング
科目番号 0117 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新版明解C言語入門編(柴田望洋,ソフトバンククリエイティブ)
担当教員 山田 博文

到達目標

 C言語のプログラミングを通じて,手続型のプログラミングの基本的な概念を習得する。具体的には,以下の項目を目標とする。

① C言語のプログラムを理解できる。
② C言語の簡単なプログラムを作成できる。
③ 有用なアルゴリズムを理解する。
④ データの表現方法を理解する。
⑤ 実際にアルゴリズムやデータ表現を利用する。
⑥ コンピュータを用いて,実際にプログラムを作成し,実行できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1C言語のプログラム理解に関する問題を正確(8 割以上)に解くことができる。C言語のプログラム理解に関する問題をほぼ正確(6 割以上)に解くことができる。C言語のプログラム理解に関する問題を解くことができない。
評価項目2C言語のプログラム作成に関する問題を正確(8 割以上)に解くことができる。C言語のプログラム作成に関する問題をほぼ正確(6 割以上)に解くことができる。C言語のプログラム作成に関する問題を解くことができない。
評価項目3アルゴリズムの理解に関する問題を正確(8 割以上)に解くことができる。アルゴリズムの理解に関する問題をほぼ正確(6 割以上)に解くことができる。アルゴリズムの理解に関する問題を解くことができない。
評価項目4データの表現方法に関する問題を正確(8 割以上)に解くことができる。データの表現方法に関する問題をほぼ正確(6 割以上)に解くことができる。データの表現方法に関する問題を解くことができない。
評価項目5アルゴリズムやデータ表現を実際に利用し,これについて正確(8 割以上)に説明することができる。アルゴリズムやデータ表現を実際に利用し,これについてほぼ正確(6 割以上)に説明することができる。アルゴリズムやデータ表現を実際に利用し,これについて説明することができない。
評価項目6実際にプログラムを作成・実行し,これについて正確(8 割以上)に説明することができる。実際にプログラムを作成・実行し,これについてほぼ正確(6 割以上)に説明することができる。実際にプログラムを作成・実行し,これについて説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
 授業ではプリントによる解説と練習課題を実施する。演習では各自課題に取り組みレポートを作成する。積極的に演習等のプログラムを作成すること。教科書の例題等のプログラムを作成して,理解を深めるとよい。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 最も簡単なCプログラム
2週 画面表示
3週 整数の計算
4週 実数の計算
5週 数学関数
6週 演習(実数の計算)
7週 キーボード入力
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 条件分岐Ⅰ
10週 条件分岐Ⅱ
11週 演習(条件分岐)
12週 繰り返しⅠ
13週 繰り返しⅡ,構造化プログラミング
14週 演習(繰り返し)
15週 期末試験の解答の解説と前期のまとめ
16週
後期
3rdQ
1週 関数
2週 引数の受け渡し,変数の種類
3週 演習(関数)
4週 構造体
5週 関数と構造体
6週 演習(構造体)
7週 後期中間試験
8週 配列
4thQ
9週 多次元配列
10週 演習(配列)
11週 ソート
12週 演習(ソート)
13週 文字
14週 演習(文字)
15週 期末試験の解答の解説と総まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験レポート合計
総合評価割合200200240640
得点(前期)100100120320
得点(後期)100100120320