パワーエレクトロニクス

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 パワーエレクトロニクス
科目番号 0119 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新インターユニバーシティ・パワーエレクトロニクス(堀孝正編著・オーム社)を教科書として用いる。適宜プリントを配布する
担当教員 羽渕 仁恵,内藤 治夫

到達目標

本授業では、電気エネルギーを別の形の電気エネルギーに変換する電力変換器の原理と特性を習得する。具体的には以下の項目を目標とする。
①パワー素子についての理解
②スイッチングによる電力変換の理解
③サイリスタを用いた電力変換の理解
④チョッパについての理解
⑤DC-DCコンバータの理解
⑥インバータの原理と特性の理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
パワー素子についての理解パワー素子に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができるパワー素子に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができるパワー素子に関する問題をほぼ正確に解くことができない
スイッチングによる電力変換の理解スイッチングによる電力変換に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができるスイッチングによる電力変換に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができるスイッチングによる電力変換に関する問題をほぼ正確に解くことができない
サイリスタを用いた電力変換の理解サイリスタを用いた電力変換に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができるサイリスタを用いた電力変換に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができるサイリスタを用いた電力変換に関する問題をほぼ正確に解くことができない
チョッパについての理解チョッパに関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができるチョッパに関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができるチョッパに関する問題をほぼ正確に解くことができない
DC-DCコンバータの理解DC-DCコンバータの理解に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができるDC-DCコンバータの理解に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができるDC-DCコンバータの理解に関する問題をほぼ正確に解くことができない
インバータの原理と特性の理解インバータの原理と特性に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができるインバータの原理と特性に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができるインバータの原理と特性に関する問題をほぼ正確に解くことができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
授業は、プリントとパワーポイントスライドを中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第 1回:電力変換概説
2週 第 2回:パワー半導体デバイスの基本特性(ダイオード、トランジスタ)
3週 第 3回:パワー半導体デバイスの基本特性(サイリスタ、GTO、GCT)
4週 第 4回:パワー半導体デバイスの基本特性(IGBT, IEGT,MOSFET,SiC)
5週 第 5回: スイッチングによる電力変換
6週 第 6回: PWM
7週 第 7回:パワー半導体デバイスのゲート回路、保護回路、損失
8週 第 8回: ダイオード整流回路
4thQ
9週 第 9回: サイリスタ整流回路
10週 第10回:降圧チョッパ
11週 第11回:昇圧チョッパ・昇降圧チョッパ
12週 第12回:二象限チョッパ・四象限チョッパ
13週 第13回: DC/DCコンバータ
14週 第14回:インバータの原理と制御法
15週 期末試験
16週 第15回:期末試験の解答の解説及びレポートなど

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

期末試験課題提出合計
総合評価割合6040100
得点6040100