電子回路

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 電子回路
科目番号 0120 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 わかりやすい電子回路(篠田庄司・コロナ社・2005.12)
担当教員 飯田 民夫

到達目標

本授業では第二種および三種電気主任技術者資格試験の「理論」分野の電子回路に関係した問題を解く能力が身につくようにするため目標を挙げる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
トランジスタ・FETの静特性の理解トランジスタ・FETの静特性のグラフからさまざまな値を読み取ることが8割以上できる。トランジスタ・FETの静特性のグラフからさまざまな値を読み取ることが6割以上できる。トランジスタ・FETの静特性のグラフからさまざまな値を読み取ることができない。
バイアス回路の直流電圧・電流の計算方法の理解バイアス回路の直流電圧・電流の回路方程式をたて計算が8割以上できる。バイアス回路の直流電圧・電流の回路方程式をたて計算が6割以上できる。バイアス回路の直流電圧・電流の回路方程式をたて計算ができない。
増幅回路についての理解種々の増幅回路について動作原理を理解し、演習問題が8割以上できる。種々の増幅回路について動作原理を理解し、演習問題が6割以上できる。種々の増幅回路について動作原理を理解し、演習問題ができない。
発振・変調・復調・電源などの回路理論についての理解発振・変調・復調・電源などの回路理論について理解し、演習問題が8割以上できる。発振・変調・復調・電源などの回路理論について理解し、演習問題が6割以上できる。発振・変調・復調・電源などの回路理論について理解し、演習問題ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
授業の進め方とアドバイス:電子回路基礎レベルの問題を解ける能力を身につけさせる。演習問題を中心に、解法を説明していく。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 pn接合ダイオードとその特性
2週 pn接合ダイオードとその特性II
3週 トランジスタの静特性
4週 トランジスタの静特性II
5週 トランジスタの増幅回路I
6週 トランジスタの増幅回路 II
7週 トランジスタの増幅回路III
8週 トランジスタのバイアス回路
2ndQ
9週 トランジスタのバイアス回路II
10週 CR結合回路と周波数特性
11週 CR結合回路と周波数特性II
12週 負帰還増幅回路
13週 演習問題
14週 まとめ1
15週 まとめ2
16週 電界効果形トランジスタI
後期
3rdQ
1週 電界効果形トランジスタII
2週 差動増幅回路
3週 演算増幅器
4週 電力増幅回路I
5週 電力増幅回路II
6週 電力増幅回路III
7週 発振回路I
8週 発振回路II
4thQ
9週 変調復調回路I
10週 変調復調回路II
11週 電源回路
12週 演習問題
13週 まとめ3
14週 まとめ4
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験課題合計
総合評価割合666668200
前期得点333334100
後期得点333334100