電気回路Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 電気回路Ⅱ
科目番号 0129 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 基礎からの交流理論(小郷 寛・電気学会)
担当教員 飯田 民夫

到達目標

本授業では電気工学Ⅰの学習を基礎にして、多相交流について学習する。これによって電気回路全般を理解したことになり、電気工学の基礎知識として専門教科目に活用できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
多相交流の基礎について理解する。多相交流に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。多相交流に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(6 割以上)に解くことができる。多相交流に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(6 割未満)に解くことができない。
平衡三相回路について理解する。平衡三相回路に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(8 割以上)に解くことができる。平衡三相回路に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(6 割以上)に解くことができる。平衡三相回路に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(6 割未満)に解くことができない。
回転磁界、V結線等について理解する。回転磁界に関する章末問題、V結線や二相交流に関する例題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。回転磁界に関する章末問題、V結線や二相交流に関する例題をほぼ正確(6 割以上)に解くことができる。回転磁界に関する章末問題、V結線や二相交流に関する例題をほぼ正確(6割未満)に解くことができない。
不平衡三相回路及び対象座標法について理解する。不平衡三相回路及び対称座標法に関する例題および章末問題ほぼ正確(8 割以上)に解くことができる。不平衡三相回路及び対称座標法に関する例題および章末問題ほぼ正確(6 割以上)に解くことができる。不平衡三相回路及び対称座標法に関する例題および章末問題ほぼ正確(6割未満)に解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
教科書に沿って授業を進めるので、説明を聞き実際に問題を解いて理解すること。授業の前日までに教科書の内容を調べ予習することが授業内容を理解するためには大切である。なお、3年までに学修した知識が必要なので、十分復習しておくこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 交流理論基礎
2週 電気回路のベクトル表示とベクトル図
3週 三相回路の電圧と電流
4週 平衡三相回路(1)Y-Y回路と△-△回路
5週 平衡三相回路(2)Y-△回路と△-Y回路
6週 星形-三角両結線間の換算
7週 平衡三相回路の電力
8週 V結線
4thQ
9週 二相回路
10週 不平衡三相回路
11週 回転磁界
12週 対称座標法
13週 不平衡負荷の取り扱い
14週 まとめ1
15週 まとめ2
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験課題合計
総合評価割合404020100
得点404020100