ディジタル回路Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 ディジタル回路Ⅱ
科目番号 0131 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 集積回路化時代のディジタル電子回路(藤井信生著・昭晃堂)
担当教員 山田 博文

到達目標

 本授業では,コンピュータのハードウェアの基礎となる論理回路が,電子回路的にどのように構成されているかを,これまでの電子回路を元にして修得する。具体的には以下の項目を目標とする。

① 基本的な2値動作回路の理解
② TTL回路の理解
③ CMOS回路の理解
④ A/D・D/A変換回路の理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基本的な2値動作回路に関する問題を正確に(8割以上)解くことができる。基本的な2値動作回路に関する問題をほぼ正確に(6割以上)解くことができる。基本的な2値動作回路に関する問題を解くことができない。
評価項目2TTL 回路に関する問題を正確に(8割以上)解くことができる。TTL 回路に関する問題をほぼ正確に(6割以上)解くことができる。TTL 回路に関する問題を解くことができない。
評価項目3CMOS 回路に関する問題を正確に(8割以上)解くことができる。CMOS 回路に関する問題をほぼ正確に(6割以上)解くことができる。CMOS 回路に関する問題を解くことができない。
評価項目4A/D・D/A 変換回路に関する問題を正確に(8割以上)解くことができる。A/D・D/A 変換回路に関する問題をほぼ正確に(6割以上)解くことができる。A/D・D/A 変換回路に関する問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
 授業は板書を中心に行なうので,各自学習ノートを充実させること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 トランジスタの2値動作
2週 基本的な2値動作回路,トランジスタのパルス応答
3週 DTL,基本TTL
4週 標準TTL
5週 ショットキバリアダイオードとショットキTTL
6週 TTLの入出力特性,ファンアウト
7週 ECL
8週 中間試験
2ndQ
9週 nMOS論理ゲート
10週 CMOS論理ゲート
11週 オープンコレクタとワイヤードOR
12週 A/D 変換回路(その1)
13週 A/D 変換回路(その2)
14週 D/A 変換回路
15週 期末試験の解答の解説と総まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験課題合計
総合評価割合10010050250
得点10010050250