言語理論

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 言語理論
科目番号 0132 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 オートマトン・言語と計算理論(岩間一雄・コロナ社)
担当教員 出口 利憲

到達目標

計算機科学の基礎となる形式言語とオート マトンの考え方を理解する。
(1) 計算機のモデルを理解する。
(2) 形式文法を理解する。
(3) 計算機のモデルと形式文法の関係を理解する。
(4) 抽象的思考ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1有限オートマトン,プッシュダウ ンオートマトン,チューリング機 械に関する問題を正確(80%)に 解くことができる有限オートマトン,プッシュダウ ンオートマトン,チューリング機 械に関する問題をほぼ正確(60%)に 解くことができる有限オートマトン,プッシュダウ ンオートマトン,チューリング機 械に関する問題を解くことができない
評価項目2正規表現,文脈自由文法に関する 問題を正確(80%)に解くことが できる正規表現,文脈自由文法に関する 問題をほぼ正確(60%)に解くこ とができる正規表現,文脈自由文法に関する 問題を解くことができない
評価項目3オートマトンと形式文法の関係に 関する問題を正確(80%)に解く ことができるオートマトンと形式文法の関係に 関する問題をほぼ正確(60%)に 解くことができるオートマトンと形式文法の関係に 関する問題を解くことができない
オートマトン,チューリング機械,形式文法についての証明に関する問題を正確(80%)に解くことができるオートマトン,チューリング機械,形式文法についての証明に関する問題をほぼ正確(60%)に解くことができるオートマトン,チューリング機械,形式文法についての証明に関する問題を解くことができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
教科書に沿って授業をすすめるが,教科書の内容から離れることもあるので講義に集中すること。
注意点:
演習には積極的に取り組み,指定された課題を提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 言語とは
2週 形式言語
3週 正規表現
4週 有限オートマトン
5週 非決定性有限オートマトン
6週 有限オートマトンと正規表現
7週 文脈自由文法
8週 中間試験
4thQ
9週 文脈自由文法の標準形
10週 プッシュダウンオートマトン
11週 状態数1のプッシュダウンオートマトン
12週 プッシュダウンオートマトンと文脈自由文法
13週 チューリング機械
14週 チューリング機械の停止性
15週 NP 完全問題
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
得点8020100