情報数学

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 情報数学
科目番号 0133 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 離散数学入門(守屋悦朗、サイエンス社)
担当教員 安田 真

到達目標

情報科学の根幹をなす離散数学の基本的事項の修得を目標とする。具体的には
①集合と写像について理解する。         
②帰納法と再帰について理解する。
③関係について理解する。
④有向グラフとグラフについて理解する。
⑤論理とブール代数について理解する。
⑥アルゴリズムの解析について理解する。
⑦線形計画問題とシンプレックス法について理解する。
⑧暗号と認証について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1集合と写像に関する問題を8割以上解くことができる。集合と写像に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。集合と写像に関する問題を解くことができない。
評価項目2帰納法と再帰に関する問題を8割以上解くことができる。帰納法と再帰に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。帰納法と再帰に関する問題を解くことができない。
評価項目3関係に関する問題を8割以上解くことができる。関係に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。関係に関する問題を解くことができない。
評価項目4有向グラフとグラフに関する問題を8割以上解くことができる。有向グラフとグラフに関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。有向グラフとグラフに関する問題を解くことができない。
評価項目5論理とブール代数に関する問題を8割以上解くことができる。論理とブール代数に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。論理とブール代数に関する問題を解くことができない。
評価項目6アルゴリズムの解析に関する問題を8割以上解くことができる。アルゴリズムの解析に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。アルゴリズムの解析に関する問題を解くことができない。
評価項目7線形計画問題とシンプレックス法に関する問題を8割以上解くことができる。線形計画問題とシンプレックス法に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。線形計画問題とシンプレックス法に関する問題を解くことができない。
評価項目8暗号と認証に関する問題を8割以上解くことができる。暗号と認証に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。暗号と認証に関する問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
板書を中心に行なう。教科書の内容から離れることもあるので、各自学習ノートを充実させること。適宜演習を行なう。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 集合
2週 写像
3週 命題(論理結合子)
4週 対偶法・背理法
5週 帰納法(数学的帰納法)
6週 帰納法(多重帰納法)
7週 再帰的定義
8週 再帰的アルゴリズム
2ndQ
9週 2項関係
10週 同値関係
11週 順序(順序集合)
12週 順序(ハッセ図)
13週 有向グラフ(基本概念)
14週 有向グラフ(行列表現)
15週 期末試験
16週 グラフ(基本概念)
後期
3rdQ
1週 グラフ(連結性)
2週 オイラーグラフ
3週
4週 ネットワークフロー
5週 命題論理
6週 述語論理
7週 論理回路
8週
4thQ
9週 中間試験
10週 ブール代数
11週 アルゴリズムの解析
12週 線形計画問題(問題例)
13週 線形計画問題(シンプレックス法)
14週 線形計画問題(シンプレックス法の数値計算)
15週 期末試験
16週 暗号と認証 

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験演習相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合300750000375
300750000375
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