コンパイラ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 コンパイラ
科目番号 0137 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 IT Text コンパイラとバーチャルマシン(今城 哲二,他・オーム社)
担当教員 出口 利憲

到達目標

コンパイラの役割と構成及び実現方法を理 解する。
(1) コンパイラの役割・構成を理解する。 (2) 字句解析を理解する。
(3) 構文解析を理解する。
(4) 意味解析を理解する。
(5) コード生成を理解する。
(6) プログラミングパラダイムを理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンパイラの構成要素およびその 役割に関する問題を正確 (8 割以 上) に解くことができる。コンパイラの構成要素およびその 役割に関する問題をほぼ正確 (6 割以上) に解くことができる。コンパイラの構成要素およびその 役割に関する問題を解くことがで きない。
評価項目2字句解析手法に関する問題を正確 (8 割以上) に解くことができる字句解析手法に関する問題をほぼ 正確 (6 割以上) に解くことができ る。字句解析手法に関する問題を解く ことができない。
評価項目3下向き構文解析に関する問題を正 確 (8 割以上) に解くことができ る。下向き構文解析に関する問題をほ ぼ正確 (6 割以上) に解くことがで きる。下向き構文解析に関する問題を解 くことができない。
記号表の構成法や探索法に関する 問題を正確 (8 割以上) に解くこと ができる。記号表の構成法や探索法に関する 問題をほぼ正確 (6 割以上) に解く ことができる。記号表の構成法や探索法に関する 問題を解くことができない。
コード生成法に関する問題を正確 (8 割以上) に解くことができる。コード生成法に関する問題をほぼ 正確 (6 割以上) に解くことができ る。コード生成法に関する問題を解く ことができない。
プログラミングパラダイムに関す る問題を正確 (8 割以上) に解くこ とができる。プログラミングパラダイムに関す る問題をほぼ正確 (6 割以上) に解 くことができる。プログラミングパラダイムに関す る問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
教科書に沿って授業を進める。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コンパイラの概要
2週 コンパイラの構成
3週 プログラム言語1(プログラミングパラダイム:手続き型,関数型)
4週 プログラム言語2(プログラミングパラダイム:論理型,オブジェクト指向型)
5週 プログラム言語の形式的記述
6週 字句解析(有限オートマトン)
7週 字句解析(字句読み取りプログラム)
8週 中間試験
2ndQ
9週 構文解析
10週 下向き構文解析
11週 中間表現と意味解析
12週 コード生成
13週 データフロー解析
14週 最適化
15週 例外処理と実行環境との連携
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
得点8020100