電気回路Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 電気回路Ⅱ
科目番号 0146 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 基礎からの交流理論(小郷 寛・電気学会・2006.2.1)
担当教員 稲葉 成基

到達目標

電気回路Ⅰの学習を基礎にして、多相交流
について学習する。これによって電気回路全
般を理解したことになり、電気工学の基礎知
識として専門教科目に活用できるようにす
る。
① 多相交流の基礎について理解する。
② 平衡三相回路電力について理解する。
③ 回転磁界、V結線等について理解する。
④ 不平衡三相回路及び対称座標法について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1多相交流に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。多相交流に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。多相交流に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(6割未満)に解くことができない。
評価項目2平衡三相回路に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。平衡三相回路に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。平衡三相回路に関する例題および章末問題に関する問題をほぼ正確(6割未満)に解くことができない。
評価項目3回転磁界に関する章末問題、V結線や二相交流に関する例題をほぼ正確(8割以上)に解くことができる。回転磁界に関する章末問題、V結線や二相交流に関する例題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる。回転磁界に関する章末問題、V結線や二相交流に関する例題をほぼ正確(6割未満)に解くことができない。
評価項目4不平衡三相回路及び対称座標法に関する例題および章末問題ほぼ正確(8割以上)に解くことができる。不平衡三相回路及び対称座標法に関する例題および章末問題ほぼ正確(6割以上)に解くことができる。不平衡三相回路及び対称座標法に関する例題および章末問題をほぼ正確(6割未満)に解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
パワーポイント及び板書を併用して授業を行う。パワーポイント資料は一部穴埋めで配布する。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って授業を進めるので、説明を聞き実際に問題を解いて理解すること。授業の前日までに教科書の内容を調べ予習することが、授業内容を理解するためには大切である。尚、3年生までに学習した知識が必要なので、十分復習しておくこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 多相交流の基礎・三相交流の表示方法
2週 星形結線と三角結線
3週 多相回路の電圧と電流
4週 平衡三相回路・Y‐Y回路とΔ‐Δ回路
5週 Y‐Δ回路とΔ‐Y回路
6週 星形‐環状両結線間の換算
7週 回転磁界
8週 平衡多相回路の電力
2ndQ
9週 V結線
10週 二相回路
11週 不平衡三相回路1
12週 不平衡三相回路2
13週 不平衡三相回路3
14週 対称座標法
15週 期末試験
16週 期末試験の解答・解説 ひずみ波の三相交流回路

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合100250000125
基礎的能力0000000
専門的能力100250000125
分野横断的能力0000000