ディジタル回路Ⅱ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 ディジタル回路Ⅱ
科目番号 0148 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 ディジタル電子回路 -集積回路化時代の-(藤井信生著・オーム社) ディジタル回路Iで使用したもの
担当教員 羽渕 仁恵

到達目標

本授業では、コンピュータのハードウェアの基礎となる論理回路が、電子回路的にどのように構成されているかを、これまでの電子回路の知識を元にして習得する。
①. 基本的な2値動作回路を理解する。
②. TTL回路を理解する。
③. CMOS回路を理解する。
④. A/D・D/A変換回路を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
基本的な2値動作回路を理解する基本的な2値動作回路の問題が8割程度解ける基本的な2値動作回路の問題が6割程度解ける基本的な2値動作回路の問題が解けない
TTL回路を理解するTTL回路に関する問題が8割程度解けるTTL回路に関する問題が6割程度解けるTTL回路に関する問題が解けない
CMOS回路を理解するCMOS回路に関する問題が8割程度解けるCMOS回路に関する問題が6割程度解けるCMOS回路に関する問題が解けない
A/D・D/A変換回路を理解するA/D・D/A変換回路に関する問題が8割程度解けるA/D・D/A変換回路に関する問題が6割程度解けるA/D・D/A変換回路に関する問題が解けない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
授業では、教科書に沿った内容について講義するが、演習問題をいくつか解く時間を設ける。もし、授業中に分からなかった演習問題があれば、その週に見直して理解しておくこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 トランジスタの2値動作
2週 基本的な2値動作
3週 トランジスタのパルス応答
4週 DTL からTTL へ(その1
5週 DTL からTTL へ(その2
6週 TTL の入力特性・ファンアウト
7週 ECL
8週 中間のまとめ
2ndQ
9週 MOS トランジスタによる論理ゲート(その1)
10週 MOS トランジスタによる論理ゲート(その2)
11週 MOS トランジスタによる論理ゲート(その3)
12週 A/D 変換回路(その1)
13週 A/D 変換回路(その2)
14週 D/A 変換回路(その1)
15週 D/A 変換回路(その2)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

平常試験発表期末試験合計
総合評価割合002525
得点37.537.52525