電気電子工学実験

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電気電子工学実験
科目番号 0209 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 実習指導書(配布資料)
担当教員 柴田 欣秀,白木 英二,田島 孝治,冨本 悠公

到達目標

① 配線方法・機器の定格容量やその選定、相識別などの基本知識の習得、感電防止など安全意識を身につける。
② エネルギーを扱う発電機・電動機・インバータ・変圧器・SCR回路について理解する。
③ サーボモータ・シーケンス制御の実験を行うことによって、自動制御の基礎を理解する。
④ レポートの作成能力を身につける。また、実験結果を発表する能力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気機器の取り扱いに関する安全意識が身についており、積極的に実施している電気機器の取り扱いに関する安全意識が身についている電気機器の取り扱いに関する安全意識が身についていない
評価項目2実験に必要となる理論や手順を自ら調べ理解する能力が身についている実験に必要となる理論や手順を理解する能力が身についている実験に必要となる理論や手順を理解する能力が身についていない
評価項目3実習で得られた結果を自ら調べた理論と比較し、理論と定性的・定量的に比較が出来る能力が身についている実習で得られた結果を理論と比較し、理論との整合性や相違の判断が出来る能力が身についている実習で得られた結果を理論と比較し、理論との整合性や相違の判断が出来る能力が身についていない
評価項目4実習の理論・方法・実験結果の考察などを報告書に論理的にまとめられる能力が身についている実習の理論・方法・得られた結果の考察などを報告書にまとめる能力が身についている実習の理論・方法・得られた結果の考察などを報告書にまとめる能力が身についていない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
実験に積極的に参加し、実験内容をよく理解した上でレポートを作成すること。
12テーマの実験と総復習を13回にわたり実施する、テーマはローテーションで実施する。
第2回目・第3回目は最初の実施テーマを2回にわたり実習する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 第 1回:実験のガイダンス 安全教育を理解できる。
下記の12テーマの注意事項を理解できる。
2週 テーマ 1 直流分巻電動機の起動と速度制御 直流分巻電動機の様々な起動方法について理解できる。
3週 テーマ 2 テーマ1の続き 直流分巻電動機の速度制御の特性について理解できる。
4週 テーマ 3 直流分巻電動機の特性 直流分巻電動機の特性を理解できる。
5週 テーマ 4 SCR回路の実験 SCR回路の動作と特性を理解できる。
6週 テーマ 5 直流分巻発電機の実験 直流分巻発電機の特性を理解できる。
7週 テーマ 6 三相誘導電動機の特性試験 三相誘導電動機の特性を理解できる。
8週 テーマ 7 三相インバータによる三相誘導電動機の速度制御 三相インバータによる三相誘導電動機の動作と特性を理解できる。
4thQ
9週 テーマ 8 単相変圧器の特性試験 単相変圧器の特性を理解できる。
10週 テーマ 9 単相変圧器の三相接続 単相変圧器の三相接続のベクトル図を理解できる。
11週 テーマ10 シーケンス制御1 シーケンス制御の基本動作を理解できる。
12週 テーマ11 シーケンス制御2 信号機のシーケンス制御を理解できる。
13週 テーマ12 サーボモータ1 サーボモータの基本原理を理解できる。
14週 テーマ13 サーボモータ2 サーボモータの動作を理解できる。
15週 実習の総復習 強電実験における安全な作業について理解できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポートの提出状態と内容実験終了後の報告合計
総合評価割合12010130
得点12010130