世界史

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 世界史
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『現代の世界史』(山川出版社)を教科書とし、『最新世界史図表タペストリー』(帝国書院)を副教材として使用する。その他、必要に応じてプリント等を配布する。
担当教員 遠藤 嘉広

到達目標

以下の各要素についての到達度を成績評価の基準とする.
1.世界史の正確な知識を得たか。
2.歴史の因果関係を論理的に説明する能力が身についたか。
3.多様な文化や価値観への関心・理解が深まったか。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1 世界史の知識に関する問題を正確に答えられる 世界史の知識に関する問題をおおよそ正確に答えられる 世界史の知識に関する問題をほとんど正確に答えられない
評価項目2 歴史の因果関係を十分説明できる 歴史の因果関係をやや説明できる 歴史の因果関係のごく一部しか説明できない
評価項目3 多様な文化・価値観に対して、深い関心と理解をもつ 多様な文化・価値観に対して、やや関心と理解をもつ 多様な文化・価値観に対して、ほとんど関心と理解をもたない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
『愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ』『愛の反対は憎しみではなく無関心』歴史を学ぶ目的は、現代社会(=無数の他者から成る世界)について関心をもち、知識と理解と深めることにある。よって、この授業の到達目標を以下に定める。
1.近現代の世界史を学ぶ。
2.歴史用語の暗記に留まることなく、歴史の大きな流れ(因果関係)を論理的に説明する能力を習得する。
3.現代の多様な国家・民族・文化および価値観について関心と理解を深める。
授業の進め方・方法:
教科書・資料集・プリントを用いて、講義形式あるいは学生の活動により進める。適宜映像資料で補足する。具体的なアドバイスは次の通り。
(1)予習・復習は大切
(2)受講者の疑問に即して授業を進める(だからどんどん発言しよう)
(3)毎日ニュースをチェックして時事問題を知る
注意点:
関連する書籍や映画を紹介するのでできるだけ触れてほしい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
授業の進め方を理解する。
2週 グローバル化する世界(1)
冷戦後の世界の歩みを理解する。
3週 グローバル化する世界(2)
冷戦後の世界の歩みを理解する。
4週 グローバル化する世界(3)
冷戦後の世界の歩みを理解する。
5週 グローバル化する世界(4)
冷戦後の世界の歩みを理解する。
6週 グローバル化する世界(5)
冷戦後の世界の歩みを理解する。
7週 冷戦の時代(1)
冷戦期の世界の歩みを理解する。

8週 中間試験
2ndQ
9週 冷戦の時代(2)
冷戦期の世界の歩みを理解する。

10週 冷戦の時代(3)
冷戦期の世界の歩みを理解する。

11週 冷戦の時代(4)
冷戦期の世界の歩みを理解する。

12週 冷戦の時代(5)
冷戦期の世界の歩みを理解する。
13週 冷戦の時代(6)
冷戦期の世界の歩みを理解する。

14週 冷戦の時代(7)
冷戦期の世界の歩みを理解する。

15週 冷戦の時代(8)
冷戦期の世界の歩みを理解する。
16週
後期
3rdQ
1週 二つの世界大戦(1)
二つの世界大戦が起きた背景を理解する。
2週 二つの世界大戦(2)
二つの世界大戦が起きた背景を理解する。
3週 二つの世界大戦(3)
二つの世界大戦が起きた背景を理解する。
4週 二つの世界大戦(4)
二つの世界大戦が起きた背景を理解する。
5週 二つの世界大戦(5)
二つの世界大戦が起きた背景を理解する。
6週 二つの世界大戦(6)
二つの世界大戦が起きた背景を理解する。
7週 二つの世界大戦(7)
二つの世界大戦が起きた背景を理解する。
8週 中間試験
4thQ
9週 ヨーロッパの進出とアジアの民族運動(1)
西欧諸国の世界分割とそれに反発する民族運動の高まりを理解する。
10週 ヨーロッパの進出とアジアの民族運動(2)
西欧諸国の世界分割とそれに反発する民族運動の高まりを理解する。
11週 ヨーロッパの進出とアジアの民族運動(3)
西欧諸国の世界分割とそれに反発する民族運動の高まりを理解する。
12週 ヨーロッパの進出とアジアの民族運動(4)
西欧諸国の世界分割とそれに反発する民族運動の高まりを理解する。
13週 ヨーロッパの進出とアジアの民族運動(5)
西欧諸国の世界分割とそれに反発する民族運動の高まりを理解する。
14週 ヨーロッパの進出とアジアの民族運動(6)
西欧諸国の世界分割とそれに反発する民族運動の高まりを理解する。
15週 ヨーロッパの進出とアジアの民族運動(7)
西欧諸国の世界分割とそれに反発する民族運動の高まりを理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。2
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。2
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。2
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。2
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3

評価割合

中間試験期末試験授業態度・授業中課題発表・課題レポート合計
総合評価割合100100100100400
前期50505050200
後期50505050200