電子制御工学実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 電子制御工学実習Ⅰ
科目番号 0014 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 塩田泰仁著 「はじめてのメカトロニクス」 森北出版株式会社
担当教員 栗山 嘉文

到達目標

以下の項目を目標とする。
① 機械製作に必要な構築能力,考察能力を身につけることができる.
② 実験を進めていく上で必要とされるコミュニケーション能力を身につける
③ 課題達成のための設計・製図能力を身につける
④ ものづくりに関わる安全知識の習得なら
びに安全意識とモラルの理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械製作において指導教員からの指示を良く聞いた上で,自ら構築,考察をすることができる機械製作において指導教員からの指示を仰ぎながら構築,考察をすることができる指導教員からの指示を理解できず,機械製作をすることができない
評価項目2指導教員からの指示や指導に対して丁寧かつ的確な質疑応答をすることができる指導教員からの指示通りに作業をすることができる指導教員からの指導を無視する.
評価項目3自ら課題達成のための設計・製図を行うことができる指導教員の指示をへて,設計・製図を行うことができる指導教員からの指示を理解できず設計・製図ができない
評価項目4ものづくりに関わる安全知識の習得ならびに安全意識とモラルを遵守できるものづくりに関わる安全知識を理解し,指導教員からの安全意識とモラルに関する指導をされた場合には反省することができるものづくりに関わる安全知識がなく,安全意識とモラルに関する指導をされた場合でも反省することができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
種々の基本作業、ならびに簡単な機械要素の加工を通じて、機械や測定器の取扱い方を
学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習する。
また、ものづくりに関わる安全の知識を身につける。
授業の進め方・方法:
1.授業はクラスを6班に分け、下記表の6テーマの実習の内3テーマを割り当て,各5 週ずつ(合計15 週)行なう。
2.実習作業中の問題行動については、随時、指導を行なう
3.実習開始前の準備として,簡単な指導を行うが,これも成績対象とする。(メールの仕方や靴のサイズの連絡など)
英語導入計画:Technical terms
注意点:
学習・教育目標 (B-1)20%,(B-2)70%,(D-3)10%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 6テーマの内の1テーマを実施(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
2週 6テーマの内の1テーマを実施(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
3週 6テーマの内の1テーマを実施(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
4週 6テーマの内の1テーマを実施(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
5週 6テーマの内の1テーマを実施(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
6週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
7週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
8週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
4thQ
9週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
10週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
11週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
12週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
13週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
14週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
15週 6テーマの内の1テーマを実施,ただし実施済のテーマは行わない(ALのレベルC) 機械や測定器の取扱い方を学ぶとともに、電子部品の組立および機器制御の基礎を実習
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野工作アーク溶接の接合方法とその特徴、アーク溶接の種類、アーク溶接棒を説明できる。2後8
バイトの種類と各部の名称、旋盤の種類と構造を説明できる。2後2
フライスの種類と各部の名称、フライス盤の種類と構造を説明できる。2後2
ドリルの種類と各部の名称、ボール盤の種類と構造を説明できる。2後3
切削工具材料の条件と種類を説明できる。2後4
切削速度、送り量、切込みなどの切削条件を選定できる。2後5
切削のしくみと切りくずの形態、切削による熱の発生、構成刃先を説明できる。2後6
研削加工の原理、円筒研削と平面研削の研削方式を説明できる。2後7
分野別の工学実験・実習能力機械系分野【実験・実習能力】機械系【実験実習】実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。3後1
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。3後1
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。3後1
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。3後9
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。3後10
ダイヤルゲージ、ハイトゲージ、デプスゲージなどの使い方を理解し、計測できる。2後11
けがき工具を用いてけがき線をかくことができる。3後12
やすりを用いて平面仕上げができる。3後12
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる。3後13
アーク溶接の原理を理解し、アーク溶接機、アーク溶接器具、アーク溶接棒の扱い方を理解し、実践できる。2後8
アーク溶接の基本作業ができる。2後8
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。3後13
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。3後13
フライス盤主要部の構造と機能を説明できる。3後14
フライス盤の基本操作を習得し、平面削りや側面削りなどの作業ができる。3後14
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。3後14
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。2後15
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。2後15

評価割合

技能評価レポート評価安全意識とモラル合計
総合評価割合404020100
基礎的能力404020100