到達目標
数列・微分を理解し,計算能力を習得する。
① 順列・組合せを計算できるようにする
② 数列を理解し,簡単な計算ができるようにする
③ 微分を理解し,その計算ができるようにする
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 順列・組合せを理解し、正確に計算でき、種々の問題も正確に解くことができる。 | 順列・組合せを理解し、大きな間違いなく計算でき、基本的な問題を解くことができる。 | 順列・組合せを求める事ができない。 |
評価項目2 | 簡単な数列の一般項と和を求めることができ、種々の問題も正確に解くことができる。 | 簡単な数列の一般項と和を求めることができ、基本的な問題を解くことができる。 | 簡単な数列の一般項と和を求めることができない。 |
評価項目3 | 微分の定義を理解し、正確に計算でき、種々の問題も正確に解くことができる。 | 微分の定義を理解し、大きな間違いなく計算でき、基本的な問題を解くことができる。 | 微分の定義が曖昧で、計算もできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
授業の進め方・方法:
授業は教科書を中心とした説明と問題演習からなる。授業内容を理解するように努め、復習をしっかりすること。また、教科書、問題集の演習問題は全問解くこと。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
場合の数 順列 |
積の法則と和の法則の違いを理解している。 順列の基本的な計算ができる。
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2週 |
組合せ いろいろな順列 |
組合せの基本的な計算ができる。 順列と組合せを使い分けて、基本的な問題を解くことができる。
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3週 |
二項定理 演習 |
二項定理を理解して、基本的な問題を解くことができる。 場合の数に関する諸定理・公式を理解し、大きな間違いなく計算でき、基本的な問題を解くことができる。
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4週 |
数列 等差数列 |
数列の概念を理解して、慣れ親しむ。 等差数列の一般項やその和を求めることができる。
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5週 |
等比数列 いろいろな数列の和 |
等比数列の一般項やその和を求めることができる。 総和記号を用いた基本的な数列の和を計算することができる。
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6週 |
漸化式と数学的帰納法 演習 |
漸化式と数学的帰納法を理解して、基本的な問題を解くことができる。 場合の数と数列に関する種々の問題も正確に解くことができる。
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7週 |
関数の極限 関数の連続 |
いろいろな関数の極限を求めることができる。 連続の意味を理解し、関数が連続か否か判別できる。
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8週 |
演習 演習 |
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2ndQ |
9週 |
微分係数・導関数 導関数の公式 |
微分係数の意味を理解し、求めることができる。 導関数の定義を理解している。積・商の導関数の公式を使うことができる。
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10週 |
合成関数の導関数 演習 |
合成関数の導関数を求めることができる。 微分の定義を理解し、大きな間違いなく計算でき、基本的な問題を解くことができる。
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11週 |
三角関数の導関数 逆三角関数 |
三角関数の導関数を求めることができる。 逆三角関数を理解している。逆三角関数の導関数を求めることができる
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12週 |
逆三角関数の導関数 対数関数・指数関数の導関数 |
逆三角関数の導関数を求めることができる。 指数関数・対数関数の導関数を求めることができる。
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13週 |
演習 平均値の定理 |
微分の定義を理解し、正確に計算でき、種々の問題も正確に解くことができる。 基本的な関数の接線の方程式を求めることができる。平均値の定理を理解し、基本的な問題を解くことができる。
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14週 |
関数の増減と極値 関数の最大・最小 |
関数の増減表をかいて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。 関数の最大値・最小値を求めることができる。
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15週 |
高次導関数 曲線の凹凸 |
2次以上の導関数を求めることができる。 曲線の凹凸も含めた関数の増減表をかいて、極値を求め、グラフの概形をかくことができる。
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16週 |
期末試験
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評価割合
| 試験 | 課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
得点 | 40 | 60 | 100 |