英語A

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語A
科目番号 0046 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Fundamental Science in English II(成美堂)
担当教員 亀山 太一

到達目標

1. 英文の語・句・節、および文構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、正確な英文を書くことができる。
2. 高専(高校)低学年次の理科と数学の学習で用いられる専門用語を正しく綴り、発音することができる。また、数や単位、数式や公式など、科学的事象の記述に用いられる既習の表現を、自然な英語で音読することができる。
3. 科学的な事象の記述に多用されるパラグラフの構造を正確に分析し、トピックを中心とする正しい情報の読み取りができる。
4. 科学的事象の記述に用いられる以下の表現を使って、簡潔で明確な英文を書くことができる。
(a) 態(能動態・受動態)の考え方を理解し、文脈に応じて正しい主語と適切な態で英文を書くことができる。
(b) 英語の時制について、書き手の意識を理解することができる。また、適切な時制を使って英文を書くことができる。
(c) 準動詞(不定詞・動名詞・分詞)の性質を理解し、英文の構成要素として正しく使うことができる。
(d) 関係詞の用法を理解し、理数系の文脈で正しく使うことができる。
(e) 無生物を主語とした英文や、英語の一般的な学習内容を超える冠詞や前置詞の用法を使って、理工系の文脈にふさわしい英文を書くことができる。
5. 高専(高校)低学年次に学習する理科と数学の内容について、簡潔で自然な英語を使って、口頭で内容を伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文の語・句・節、および文構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、綴りや文法に誤りのない正確な英文を書くことができる。英文の語・句・節、および文構造とその構成要素を正しく判断し、理工系の文脈にあった、概ね正確な英文を書くことができる。英文の語・句・節、および文構造とその構成要素について正しい判断ができない。また、綴りや文法事項に誤りのない英文を書くことができない。
評価項目2高専(高校)低学年次の理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができる。数や単位、数式や公式など、科学的事象の記述に用いられる表現を自然な英語で音読できる。高専(高校)低学年次の理科と数学で扱われる内容の専門用語を概ね正しく綴り発音することができる。数や単位、数式や公式など、科学的事象の記述に用いられる表現を概ね自然な英語で音読できる。高専(高校)低学年次の理科と数学で扱われる内容の専門用語を正しく綴り発音することができない。数や単位、数式や公式など、科学的事象の記述に用いられる表現を自然な英語で音読できない。
評価項目3科学的事象の記述に多用されるパラグラフの構造を正確に分析し、トピックを中心とする情報を正しく読み取ることができる。科学的事象の記述に多用されるパラグラフの構造を概ね正確に分析し、トピックを中心とする情報を読み取ることができる。科学的事象の記述に多用されるパラグラフの構造を分析することができず、トピックを中心とする情報を読み取ることができない。
評価項目4科学的事象の記述に多用される表現を正しく使って、簡潔で明確な英文を書くことができる。科学的事象の記述に多用される表現を概ね正しく使って、簡潔で明確な英文を書くことができる。科学的事象の記述に多用される表現を正しく使うことができず、簡潔で明確な英文を書くことができない。
評価項目5高専(高校)低学年次の理科と数学で既習の内容について、簡潔で自然な英語を使って口頭で内容を伝えることができる。高専(高校)低学年次の理科と数学で既習の内容について、簡潔で自然な英語を使って口頭で内容を概ね伝えることができる。高専(高校)低学年次の理科と数学で既習の内容について、英語を使って口頭で内容を伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1,2年生の英語Aで学習したことを基にさらに発展的な内容を扱う。英文の構造を判断し、その意味を正確に把握するための基礎となる英文法を体系的に学習する。高専(高校)低学年次で既習の英文法を整理した上で、動詞の特性や用法、文構造等を中心に、英語運用能力をさらに発展させることを主たる目標とする。本授業を通して新たな科学的知見を得るのではなく、これまでに既習・既知の科学的事象を理工系の表現に富んだ英文を通して理解・確認することで、英語独特の表現に慣れると同時に、学習者が自身の興味関心について発信できる英語運用能力を獲得することを目標とする。
また本年度受験するTOEIC IPとその学習については授業の中で説明する。
授業の進め方・方法:
高専生として、英語力をつけていくための基礎基本となるものであり、毎時間を大切に取り組んでほしい。教員は英語中心の指示で授業を進める。授業には必ず英和辞書を持参すること。指示された予習は必ず行い、わからない単語は辞書で調べてから授業に臨むこと。各授業の復習を欠かさず行い理解できていない点は、後回しにせずその都度教員に質問するようにして、理解と定着に努めること。毎時間、「英語力がついた」と実感できるよう積極性を持って授業に参加してほしい。
英語導入計画:Oral (50%) Documents (50%)
注意点:
成績評価の方法:
試験
前期:期末試験100点
  課題等の平常点50点
(計150点)
後期:中間試験100点 期末試験100点
 課題等の平常点100点
(計300点)
前期後期の重みづけを等しくし、得点率(%)で成績をつける。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、L 1-1 (AL のレベル B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
2週 L 1-2 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
3週 L 1-3 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
4週 L 1まとめ (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
5週 技術英検3級模擬試験(第1回) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
6週 L 2-1 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
7週 L 2-2 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
8週 L2 まとめ(B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
2ndQ
9週 技術英検2級模擬試験(第1回) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
10週 L3-1 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
11週 L 3-2 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
12週 L3-3 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
13週 技術英検2級模擬試験(第2回) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
14週 前期のまとめ、テスト前勉強 (A) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
15週 期末試験 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
16週 テスト返し、復習 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
後期
3rdQ
1週 L 4-1 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
2週 L 4-2 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
3週 L 4-3 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
4週 L 4 まとめ (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
5週 L 5-1 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
6週 L 5-2 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
7週 Oral Test(または平常試験), テスト前勉強 (A) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
8週 テスト返し L 5-3 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
4thQ
9週 L5-4 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
10週 L 5まとめ (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
11週 L 6-1 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
12週 L 6-2 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
13週 L 6-3 (B) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
14週 Oral Test(または平常試験), テスト前勉強 (A) 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
15週 期末試験 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。
16週 テスト返し、まとめ 自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
相手が明瞭に毎分120語程度の速度で、自分や身近なこと及び自分の専門に関する簡単な情報や考えを話す場合、その内容を聴いて理解できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験課題点など合計
総合評価割合200100300
前期10050150
後期10050150