環境エネルギー工学

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 環境エネルギー工学
科目番号 0081 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 教科書【基礎講座】エネルギーと地球環境2010(編集者:電力中央研究所、出版社:エネルギーフォーラム)、配布資料(必要時)をテキストとする
担当教員 向井 軸郎,長谷部 和憲

到達目標

地球環境とエネルギーに関する諸問題を明らかにし,環境負荷の低減やエネルギーの有効利用などに関する知識を身につける.以下に具体的な学習・教育目標を示す.
① 環境エネルギー工学の理解に必要となる熱工学の基礎知識を身につける
② エネルギーの大量消費と地球環境問題についての現状理解及び考察ができる
③ 今後期待されている新しいエネルギー源,エネルギー技術に関する知識を身につける
④ 長期的に見た今度の地球環境問題及びエネルギー需給について検討できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1環境エネルギー工学の理解に必要となる熱工学の基礎を正確(8割以上)に理解すること環境エネルギー工学の理解に必要となる熱工学の基礎をほぼ正確(6割以上)に理解すること環境エネルギー工学の理解に必要となる熱工学の基礎を理解できていない
評価項目2エネルギー問題の基礎を理解し,現在地球が直面している環境・エネルギー問題を把握するとともに,その問題点について正確(8割以上)に考察できることエネルギー問題の基礎を理解し,現在地球が直面している環境・エネルギー問題を把握するとともに,その問題点についてほぼ正確(6割以上)に考察できることエネルギー問題の基礎を理解し,現在地球が直面している環境・エネルギー問題を把握するとともに,その問題点について考察できない
評価項目3今後期待されている新しいエネルギー源,エネルギー技術を正確(8割以上)に理解すること今後期待されている新しいエネルギー源,エネルギー技術をほぼ正確(6割以上)に理解すること今後期待されている新しいエネルギー源,エネルギー技術を理解できていない
評価項目4長期的に見た今度の地球環境問題及びエネルギー需給について的確(8割以上)に検討できること長期的に見た今度の地球環境問題及びエネルギー需給についてほぼ的確(6割以上)に検討できること長期的に見た今度の地球環境問題及びエネルギー需給について検討できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
配布資料およびスライドを中心に講義する.これら教材に対して,環境・エネルギーの観点から,自ら調査して理解する姿勢が望まれる.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 エネルギー・環境問題
2週 化石燃料とエネルギーセキュリティ
3週 エネルギーの定義と種類
4週 地球温暖化の科学
5週 温室効果ガス削減の取り組み
6週 電力工学の基礎(再生可能エネルギー水力、FIT含む)
7週 熱工学の基礎、燃焼と機器(火力発電を含む)
8週 水力発電所見学(イビデン)
2ndQ
9週 水力発電所見学(イビデン)
10週 省エネルギー(基礎編)
11週 省エネルギー(応用編)
12週 再生可能エネルギー(太陽・風力・バイオマ
ス・その他)
13週 原子力エネルギー
14週 核融合エネルギー
15週 総復習(試験答案返却)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合10080180
得点10080180