応用物理Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 応用物理Ⅰ
科目番号 0088 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 物理学基礎(第4版)(原康夫・学術図書),学習到達度試験用として,演習書「センサー総合物理」を推薦
担当教員 須藤 広志

到達目標

大学教養物理に相当する力学全般を実施する。
①ベクトル表示した速度, 加速度を用いた力学法則を理解する。
②微分・積分を用いた力学法則を理解する。
③質点の放物運動, 等速円運動, 単振動などの具体的な運動について理解する。
④仕事とエネルギーについて理解する。
⑤質点系の運動ついて理解する。
⑥見かけの力について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ベクトル表示した速度,加速度 を用いた力学法則をほぼ正確 に(8割以上)理解できる。ベクトル表示した速度,加速度を 用いた力学法則をほぼ正確に(6 割以上)理解できる。ベクトル表示した速度,加速度を用 いた力学法則を理解できない。
評価項目2微分・積分を用いた力学法則を ほぼ正確に(8割以上)理解す る。微分・積分を用いた力学法則をほ ぼ正確に(6割以上)理解する。微分・積分を用いた力学法則を理解 できない。
評価項目3質点の等速円運動についてほ ぼ正確に(8割以上)理解でき る。質点の等速円運動についてほぼ正 確に(6割以上)理解できる。質点の等速円運動について理解で きない。
評価項目4放物運動,単振動などの具体的 な運動についてほぼ正確に(8 割以上)理解できる。放物運動,単振動などの具体的な 運動についてほぼ正確に(6割以 上)理解できる。放物運動,単振動などの具体的な運 動について理解できない。
評価項目5仕事とエネルギーについてほ ぼ正確に(8割以上)理解でき る。仕事とエネルギーについてほぼ正 確に(6割以上)理解できる。仕事とエネルギーについて理解で きない。
評価項目6質点系の運動についてほぼ正 確に(8割以上)理解できる。質点系の運動についてほぼ正確に (6割以上)理解できる。質点系の運動について理解できな い。
評価項目7見かけの力についてほぼ正確 に(8割以上)理解できる。見かけの力についてほぼ正確に (6割以上)理解できる。見かけの力について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
・授業は板書を中心に行うので,各自学習ノートをとること。
・演習は課題を与え,グループ学習形式で行う。
・学習到達度試験については 20点満点に換算する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 イントロダクション
2週 直線運動の速度,加速度と微分
3週 一般の運動の速度と加速度
4週 第1回演習
5週 運動の法則
6週 いろいろな力の法則
7週 第2回演習
8週 中間試験
2ndQ
9週 微分方程式と積分
10週 簡単な微分方程式の解1
11週 簡単な微分方程式の解2
12週 単振動
13週 減衰振動と強制振動
14週 第3回演習
15週 期末試験の解答の解説など
16週
後期
3rdQ
1週 仕事と仕事率,エネルギー
2週 エネルギー保存則
3週 質点の回転運動(平面運動の場合)
4週 惑星,衛星の運動とケプラーの法則
5週 質点の回転運動(ベクトル積で表した回転運動の法則)
6週 第4回演習
7週 中間試験
8週 質点系と剛体の重心
4thQ
9週 質点系の運動
10週 質点系の角運動量
11週 第5回演習
12週 非慣性系と慣性力(見かけの力)
13週 遠心力とコリオリの力
14週 第6回演習
15週 期末試験の解答の解説など
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験演習学習到達度試験合計
総合評価割合2002006020480
前期100100300230
後期1001003020250