電気回路Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 電気回路Ⅰ
科目番号 0091 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 基礎からの交流理論(小亀英己・電気学会・オーム社)電気回路(Edminister,村崎憲雄訳・オーム社)
担当教員 長南 功男

到達目標

抵抗、インダクタンス、コンデンサの電気特性を理解し、それらを組み合わせた場合の回路解法を習得する。具体的には以下の項目を目標とする。
①R,L,Cの電圧電流特性を理解する
②正弦波交流の計算を理解する
③記号法を習得する
④キルヒホッフの法則を理解する
⑤直列回路の計算法を理解する
⑥並列回路の計算法を理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1R,L,Cの電圧電流特性を正弦波で(8割以上)計算できること。R,L,Cの電圧電流特性を正弦波で(6割以上)計算できること。R,L,Cの電圧電流特性を正弦波で計算できない。
評価項目2正弦波交流のパラメータを(8割以上)理解し、計算できること。正弦波交流のパラメータを(6割以上)理解し、計算できること。正弦波交流のパラメータを理解し、計算できない。
評価項目3記号法と普通の交流表記の関連を(8割以上)理解していること。記号法と普通の交流表記の関連を(6割以上)理解していること。記号法と普通の交流表記の関連を理解していない。
評価項目4キルヒホッフの法則を用いた回路の電圧電流計算が(8割以上)できること。キルヒホッフの法則を用いた回路の電圧電流計算が(6割以上)できること。キルヒホッフの法則を用いた回路の電圧電流計算ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 抵抗器
2週 電圧源、電流源
3週 抵抗の直列接続、並列接続
4週 キルヒホッフの法則
5週 電力とエネルギー
6週 正弦波交流電圧の発生
7週 正弦波交流の用語
8週 中間試験
2ndQ
9週 交流の大きさと波形
10週 回路素子
11週 R,L,Cの働き
12週 RL直列回路/並列回路
13週 RLC直列回路
14週 直列共振
15週 前期のまとめ
16週
後期
3rdQ
1週 複素数
2週 正弦波と複素数の対応
3週 複素インピーダンス
4週 交流回路の例
5週 インピーダンスとアドミタンス
6週 閉路方程式
7週 閉路方程式
8週 中間試験
4thQ
9週 節点方程式
10週 節点方程式
11週 重ねの理
12週 可逆定理
13週 テブナンの定理とノートンの定理
14週 相互インダクタンス
15週 後期のまとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験課題・小テスト合計
総合評価割合1001000200
得点10010040~80200