到達目標
以下の各項目を到達目標とする。
① 電力用半導体素子の種類と特性を説明できる。
② 整流回路の基本構成と特性を説明できる。
③ インバータの原理と特性を説明できる。
岐阜高専ディプロマポリシー:(D)専門分野
ルーブリック
| 理想的な到達レベル(優)の目安 | 標準的な到達レベル(良)の目安 | 未到達レベル(不可)の目安 |
評価項目1 | 電力用半導体素子の種類と特性を説明できる。(理解度8割以上) | 電力用半導体素子の種類と特性を説明できる。(理解度6割以上) | 電力用半導体素子の種類と特性を説明できない。(理解度6割未満) |
評価項目2 | 整流回路の基本構成と特性を説明できる。(理解度8割以上) | 整流回路の基本構成と特性を説明できる。(理解度6割以上) | 整流回路の基本構成と特性を説明できない。(理解度6割未満) |
評価項目3 | インバータの原理と特性を説明できる。(理解度8割以上) | インバータの原理と特性を説明できる。(理解度6割以上) | インバータの原理と特性を説明できない。(理解度6割未満) |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電力を変換,制御する技術分野を「パワーエレクトロニクス」という。本講義ではパワーエレクトロニクスに関わる半導体素子と,それらを用いた整流回路の基本原理および特性について解説する。
授業の進め方・方法:
授業は板書を基本する。必要に応じて別途資料を配布する。
(事前準備の学習)本講義では3相交流や高調波を扱うため,電気回路Ⅲを履修することが望ましい。
英語導入計画:Technical terms:専門用語の英語表記を教える。
注意点:
授業の内容を確実に身につけるために、予習・復習が必須である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
パワーエレクトロニクス概説 |
パワーエレクトロニクスの歴史と適用分野を理解する。
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2週 |
電力用ダイオードとパワートランジスタ |
電力用ダイオードとパワートランジスタの基本原理と構造を説明できる。
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3週 |
パワーMOSFETとIGBT |
パワーMOSFETとIGBTの基本原理と構造を説明できる。
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4週 |
サイリスタとGTO |
サイリスタとGTOの基本原理と構造を説明できる。
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5週 |
パワーエレクトロニクスの周辺技術 |
パワーデバイスの実装,冷却方法,サージ電圧について説明できる。
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6週 |
交流波形と高調波 |
交流波形と電力系統の高調波について説明できる。
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7週 |
単相整流回路 |
単相半端整流回路と単相全波整流回路の原理を説明できる。
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8週 |
三相整流回路 |
三相半波整流回路,三相全波整流回路の原理を説明できる。
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4thQ |
9週 |
インバータの原理 |
インバータの構造と基本原理を説明できる。
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10週 |
インバータの出力波形改善 |
インバータによる高調波障害とその改善方法について説明できる。
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11週 |
インバータの主回路と制御回路 |
インバータの主回路と制御回路について説明できる。
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12週 |
直流チョッパとサイクロコンバータ |
昇圧チョッパ,降圧チョッパの基本回路と原理を説明できる。
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13週 |
モーター制御への応用 |
直流モータ,交流モータ制御への応用方法について説明できる。
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14週 |
電力分野への応用 |
電力系統分野への応用方法について説明できる。
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15週 |
期末試験 |
ー
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16週 |
フォローアップ授業 |
期末試験を解説し,本講義を総括する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 課題レポート | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 50 | 150 |
得点 | 0 | 100 | 50 | 150 |