電子制御工学実験Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 電子制御工学実験Ⅰ
科目番号 0096 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 電子制御工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 配布プリント
担当教員 籾山 克章,黒山 喬允

到達目標

これまでに座学で学んできた理論や法則を実験検証する。理論と実験の違いを認識し、原因追及のための思考力や問題解決力を身に付ける。以下に具体的な学習・教育目標を示す。
① 実験を通して,回路の製作・組立測 定機器の 取り扱い方,測定法電子部品や回路全体の特性に関する
基礎的な知識と技術を身つける
② 実験を通して,共同作業に不可欠なコミュニケ 実験を通して,共同作業に不可欠なコミュニケ ーション能力や難題に対する問解決能力を養う
③ 実技試験を通して,回路組立測定機器の取り 扱い方,測定法特性に関する
習熟度を把握する
④ レポートを通して,測定したデータの処理方法、結果の分析能力を身に付け、 考察力と表現力を養う
⑤ 一人で回路図通りの回路を組み,信号発生機器(電源やFG)や 信号測定機器(テスタやオシロ)を用いて,素子の特性を把握する
⑥ 実験・ 実技試験又はレポートの流れを6割以上把握する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実験を通して、回路の製作・組み立て、測定機器の取り扱い方、測定方法、電子部品や回路全体の特性に関する基礎的な知識と技術が8割以上身に付いている実験を通して、回路の製作・組み立て、測定機器の取り扱い方、測定方法、電子部品や回路全体の特性に関する基礎的な知識と技術が6割以上身に付いている実験を通して、回路の製作・組み立て、測定機器の取り扱い方、測定方法、電子部品や回路全体の特性に関する基礎的な知識と技術が6割も身に付いていない
評価項目2実験を通して、共同作業に不可欠なコミニュケーション能力や難題に対する問題解決能力を8割以上養われている実験を通して、共同作業に不可欠なコミニュケーション能力や難題に対する問題解決能力を6割以上養われている実験を通して、共同作業に不可欠なコミニュケーション能力や難題に対する問題解決能力を6割も身に付いていない
評価項目3実技試験を通して、回路組み立て、測定機器の取り扱い方、測定方法、特性に関する習熟度を8割以上把握している実技試験を通して、回路組み立て、測定機器の取り扱い方、測定方法、特性に関する習熟度を6割以上把握している実技試験を通して、回路組み立て、測定機器の取り扱い方、測定方法、特性に関する習熟度を6割に達していない
評価項目4レポートを通して、測定したデータの処理方法、結果の分析能力を身に付け、考察力と表現力が8割以上養われているレポートを通して、測定したデータの処理方法、結果の分析能力を身に付け、考察力と表現力が6割以上養われているレポートを通して、測定したデータの処理方法、結果の分析能力を身に付け、考察力と表現力が6割も身に付いていない
評価項目5一人で回路図通りの回路を組み、信号発生機器(電源やFG)や信号測定機器(テスタやオシロ)を用いて、素子の特性を8割以上把握している一人で回路図通りの回路を組み、信号発生機器(電源やFG)や信号測定機器(テスタやオシロ)を用いて、素子の特性を6割以上把握している一人で回路図通りの回路を組み、信号発生機器(電源やFG)や信号測定機器(テスタやオシロ)を用いて、素子の特性を6未満の理解のままである
評価項目6実験・実技試験またはレポートの流れを8割以上把握している実験・実技試験またはレポートの流れを6割以上把握している実験・実技試験またはレポートの流れを6割以上把握していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
授業の基本的な流れは、前レポート提出、実験、実技試験または本レポート提出の順である。事前に計算が必要なテーマのみ前レポートが課せられるが、いずれの実験テーマも必ず予習してくること。実験に関連する分野は、2年のディジタル回路、3年の電気回路、電子回路である。実験日には、関数電卓や街頭テーマに関する教科書の持参を勧める。また、ノートパソコンを持参すると効率よく実験を遂行できる。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
2週 直流回路
3週 交流回路
4週 実技試験
5週 PIC
6週 PIC
7週 トランジスタ増幅回路
8週 トランジスタ増幅回路
2ndQ
9週 キルヒホッフの法則
10週 キルヒホッフの法則
11週 トランジスタの特性
12週 トランジスタの特性
13週 ディジタル回路
14週 ディジタル回路
15週 小テスト
16週
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 並列共振回路
3週 並列共振回路
4週 直列共振回路
5週 直列共振回路
6週 フィルタ回路
7週 フィルタ回路
8週 電源回路
4thQ
9週 電源回路
10週 PIC回路の応用
11週 PIC回路の応用
12週 オペアンプ増幅回路
13週 オペアンプ増幅回路
14週 実技試験
15週 小テスト
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000