総合国語

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 総合国語
科目番号 0107 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 太宰治『お伽草紙・新釈諸国噺』(岩波文庫)
担当教員 宮口 典之

到達目標

①論理の展開を適確に捉える。
②自分の考えを論理的に表現できる。
③議論ができる。
④歴史・文化への関心を深める。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1読解及び聴き取り理解することが正確にできる。読解及び聴き取り理解することがほぼ正確にできる。読解及び聴き取り理解することができない。
評価項目2論理的な表現が正確にできる。論理的な表現がほぼ正確にできる。論理的な表現ができない。
評価項目3議論が適切にできる。議論がほぼ適切にできる。議論が適切にできない。
評価項目4歴史・文化に深い関心を持つ。歴史・文化に関心を持つ。歴史・文化に関心を持たない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
第3年次までの学習をふまえ、日本語における読解・表現・議論の能力のさらなる育成を図ると共に、古典を素材とした作品を扱うことを通して歴史や文化について考えることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業は、教科書と板書を中心とし、それに作文・発表を行う時間を織り込んで行う。各自で資料に当たる等、積極的な姿勢が求められる。課題は必ず提出すること。
英語導入計画:なし
注意点:
(A-2)20%(C-1)80%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 発表の日程調整、作文課題の指示 作文の構想を練る。(教室外学修)発表・作文に関する資料を調べる
2週 作文(1)(ALのレベルC) 作文を書く。(教室外学修)発表・作文に関する資料を調べる
3週 発表(1) 読解・「お伽草紙」を読む(1) 発表を行い、聞いている者は印象をまとめる。読解は、情景・心情を理解する。(教室外学修)発表に関する資料を調べる。
4週 発表(2) 読解・「お伽草紙」を読む(2) 発表を行い、聞いている者は印象をまとめる。読解は、情景・心情を理解する。(教室外学修)発表に関する資料を調べる。
5週 発表(3) 読解・「お伽草紙」を読む(3) 発表を行い、聞いている者は印象をまとめる。読解は、情景・心情を理解する。(教室外学修)発表に関する資料を調べる。
6週 発表(4) 読解・「お伽草紙」を読む(4) 発表を行い、聞いている者は印象をまとめる。読解は、情景・心情を理解する(教室外学修)発表に関する資料を調べる。
7週 発表(5) 読解・「お伽草紙」を読む(5) 発表を行い、聞いている者は印象をまとめる。読解は、情景・心情を理解する。(教室外学修)太宰治について調べる。
8週 中間試験
4thQ
9週 発表の日程調整、作文課題の指示 作文の構想を練る。(教室外学修)発表・作文に関する資料を調べる
10週 作文(2)(ALのレベルC) 作文を書く。(教室外学修)発表・作文に関する資料を調べる
11週 発表(6) 読解・「新釈諸国噺」を読む(1) 発表を行い、聞いている者は印象をまとめる。読解は、情景・心情を理解する。(教室外学修)発表に関する資料を調べる。
12週 発表(7) 読解・「新釈諸国噺」を読む(2) 発表を行い、聞いている者は印象をまとめる。読解は、情景・心情を理解する。(教室外学修)発表に関する資料を調べる。
13週 発表(8) 読解・「新釈諸国噺」を読む(3) 発表を行い、聞いている者は印象をまとめる。読解は、情景・心情を理解する。(教室外学修)発表に関する資料を調べる。
14週 発表(9) 読解・「新釈諸国噺」を読む(4) 発表を行い、聞いている者は印象をまとめる。読解は、情景・心情を理解する。(教室外学修)井原西鶴について調べる。
15週 後期のまとめ(期末試験の解答の解説など)  今期の学習内容をふりかえり、内容を再確認する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。3
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3

評価割合

中間試験期末試験作文発表課題合計
総合評価割合100100404020300
得点100100404020300