中国語

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 中国語
科目番号 0139 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 岩井伸子・胡興智『できる・つたわるコミュニケーション中国語』(白水社)
担当教員 亀山 太一,齊藤 正高

到達目標

① 発音記号をみて発音ができるようになる。
② 中国語コミュニケーションの経験をつむ。
③ 基本的な語彙と文法をみにつける。
④ 中国語圏の人々の生活・文化・習慣について知識を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
発音記号をみて発音ができるようになる発音記号を見て発音する問題を正確に解くことができる。発音記号を見て発音する問題をほぼ正確に解くことができる。発音記号を見て発音ができない。
中国語コミュニケーションの経験をつむ中国語コミュニケーションの演習課題を十分にこなすことができる中国語コミュニケーションの演習課題をほぼこなすことができる中国語コミュニケーションの演習課題をこなすことができない
基本的な語彙と文法をみにつける基本的な語彙と文法に関する問題を正確に解くことができる。基本的な語彙と文法に関する問題をほぼ正確に解くことができる。基本的な語彙と文法に関する問題ができない。
中国語圏の人々の生活・文化・習慣について知識を得る中国語圏の人々の生活・文化・習慣に関する問題を正確に解くことができる。中国語圏の人々の生活・文化・習慣に関する問題をほぼ正確に解くことができる。中国語圏の人々の生活・文化・習慣に関する問題をほぼ正確に解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
中国語の基礎を最初から学び身につける。
授業の進め方・方法:
教科書をつかい練習し、相互にインタビューをすることで、話し・聞くことを実践して文を書く。毎回、復習をくりかえして定着をはかる。
注意点:
語学ですから発音が重要です。発音ができないままでは記憶もできないし、実際にも使えません。発音は知識ではなく、一種のトレーニングです。したがって、発音の安定を得るには反復練習は欠かせません。外国語はしくみを理解するだけでは使えず、経験をつむ必要があり、丸暗記では多様な状況に対応できないので、相互に〝情報のギャップ〟をうめるエピソードのなかで、やりとりを訓練する必要があります。くどいくらい練習するのが語学です。以上を念頭においてください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1回:中国語の性質・声調 イントネーションを再現できる。
2週 第2回:単母音・複合母音 口の開きかたを再現できる。
3週 第3回:有気音と無気音 舌の位置と息の出しかたを再現できる。
4週 第4回:鼻母音と声調変化、あいさつ 二つの「ん」を区別できる。
5週 第5回:人称代名詞と名詞文 〝AはBである〟を言えるようになる。
6週 第6回:名前をたずねる 疑問詞をつかえるようにする
7週 第7回:食べたいものをたずねる 動詞文をつかえるようにする
8週 第8回:状態をたずねる 形容詞文や曜日を言えるようにする。
2ndQ
9週 第9回:復習① 基本的な文型を言えるようにする。
10週 第10回:予定をたずねる 時刻を言えるようにする。
11週 第11回:場所をたずねる どこにあるかを聞けるようにする。
12週 第12回:注文をする ある・なしと個数を質問できるようにする
13週 第13回:値段の交渉をする 値段を質問し、答えられるようにする
14週 第14回:復習② 自分のことを文章で書けるようにする
15週 期末試験
16週 第15回:期末試験解説 前期の学習項目を復習する
後期
3rdQ
1週 第16回:発音・基本文型の復習 名詞・形容詞・動詞の文を復習する
2週 第17回:出来事を尋ねる① 動詞の完了と未完を言えるようにする
3週 第18回:出来事を尋ねる② 動作の状態を言えるようにする。
4週 第19回:希望をたずねる 願望の助動詞を使えるようにする。
5週 第20回:行き方をたずねる 動作のしかたを質問できるようにする
6週 第21回:経験をたずねる 動作の長さや経験を言えるようにする
7週 第22回:復習③ 後期前半の内容で文章を読み、書く。
8週 第23回:相手の都合をたずねる 可能の表現を言えるようにする。
4thQ
9週 第24回:経験をたずねる 経験を伝え、聞くことができる。
10週 第25回:比較する 比較と修飾の文型を言えるようにする
11週 第26回:条件・情報をたずねる 距離などの条件を聞き出せるようにする
12週 第27回:進行状況をたずねる 進行形と結果を言えるようにする。
13週 第28回:別れをつげる 必要の表現を言えるようにする。
14週 第29回:文法補充と読解 短い文の読解を通して文法を補充する
15週 期末試験
16週 第30回:期末試験の解説 期末試験の解説を通して全体を復習する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2

評価割合

試験課題合計
総合評価割合200200400
試験200200400