概要:
３～４学年時に習得した電気、電子、機械、制御分野の実験を行なうことで、基礎知識を活用する力を高める。さらに、発表やレポートを作成することで、技術者としての構文能力を高める。
授業の進め方・方法:
電気、電子、機械、制御分野の基礎実験，安全教育を実施してレポート提出を行う。また，基礎実験を応用して作品制作に取り組み，作品発表を行う。実験日には、関数電卓や該当テーマに関する教科書の持参を勧める。またノートパソコンを持参すると効率よく実験が遂行できる。
注意点:
学生は常に問題意識を持ちつつ実験結果をよく吟味して、考察による洞察力の向上に努めることを期待する。なお、成績評価に教室外学習の内容は含まれる。
学習・教育目標：（Ｂ－１）２５％（Ｃ－１）２０％（Ｄ－３ 計測・制御・安全系）３０％（Ｅ）２５％
JABEE基準１（１）：（ｃ）（20%）、（ｄ）（20%）、（ｆ）（20%）、（ｇ）（20%）、（ｈ）（20%）
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
実験のガイダンス（ALレベルB） |
実験の概要とレポート作成方法が理解できる。（教室外学習）実験とレポート手順の復習
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| 2週 |
安全教育（ALレベルB） |
実験を安全に実施するための心構えと理解する。（教室外学習）実験の安全性の復習
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| 3週 |
マイコンの基礎（ALレベルB） |
マイコンの基礎を理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 4週 |
マイコンの基礎（ALレベルB） |
マイコンの基礎を理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 5週 |
制御設計の基礎（ALレベルB） |
制御設計の基礎を理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 6週 |
モータの速度制御（ALレベルB） |
モータの速度制御を理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 7週 |
モータの角度制御（ALレベルB） |
モータの角度制御を理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 8週 |
不安定系の制御（ALレベルB） |
不安定系の制御方法を理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 2ndQ |
| 9週 |
作品制作、ガイダンス、アイデア検討（ALレベルB） |
アイデア調査を行う。（教室外学習）アイデア調査を行う。
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| 10週 |
作品制作、アイデア討論（ALレベルB） |
アイデア討論をする。（教室外学習）討論結果に対してアイデアの見直しを行う。
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| 11週 |
作品制作、アイデア計画（ALレベルB） |
作品制作の計画を立てる。（教室外学習）作品制作の計画を立てる。
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| 12週 |
作品制作、制作作業（ALレベルB） |
作品の制作作業を行う。（教室外学習）作品の制作作業を行う。
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| 13週 |
作品制作（ALレベルB） |
作品の制作作業を行う。（教室外学習）作品の制作作業を行う。
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| 14週 |
作品制作（ALレベルB） |
制作作業の進捗を確認する。（教室外学習）進捗報告の準備をする。
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| 15週 |
作品発表（ALレベルB） |
制作作業の進捗を発表する。（教室外学習）作品制作の計画の見直しを行う。
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| 16週 |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
実験のガイダンス（ALレベルB） |
実験の概要とレポート作成方法が理解できる。（教室外学習）実験とレポート手順の復習
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| 2週 |
安全教育（ALレベルB） |
実験を安全に実施するための心構えと理解する。（教室外学習）実験の安全性の復習
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| 3週 |
作品制作（ALレベルB） |
作品の制作作業を行う。（教室外学習）作品の制作作業を行う。
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| 4週 |
作品制作（ALレベルB） |
作品の制作作業を行う。（教室外学習）作品の制作作業を行う。
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| 5週 |
作品発表（ALレベルB） |
作品発表を行う。（教室外学習）作品制作の進め方について振り返る。
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| 6週 |
プランク定数の測定（ALレベルB） |
プランク定数について理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 7週 |
レーザ光の干渉実験（ALレベルB） |
レーザ光の干渉について理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 8週 |
振子の振動計測（ALレベルB） |
振子の振動について理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 4thQ |
| 9週 |
片持ちはりの変形問題（ALレベルB） |
片持ちはりの変形について理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 10週 |
流体力学実験（ALレベルB） |
流体力学の基礎を理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 11週 |
ブリッジ回路（ALレベルB） |
ブリッジ回路を理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 12週 |
コンデンサ容量計測（ALレベルB） |
コンデンサの仕組みを理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 13週 |
磁気回路（ALレベルB） |
磁気回路について理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 14週 |
電磁誘導（ALレベルB） |
電磁誘導について理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 15週 |
ホール効果（ALレベルB） |
ホール効果について理解する。（教室外学習）実験結果の整理とレポート作成
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| 16週 |
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| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 自然科学 | 物理実験 | 物理実験 | 実験報告書を決められた形式で作成できる。 | 3 | 前6 |
| 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 前6 |
| 実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 前6 |
| 実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 前6 |
| 実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 前6 |
| 実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 前6 |
| 実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 前6 |
| 実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 前6 |
| 実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 前6 |
| 個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 前6 |
| 共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 前6 |
| レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 前6 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 計測 | A/D変換を用いたディジタル計器の原理について説明できる。 | 2 | |
| ブリッジ回路を用いたインピーダンスの測定原理を説明できる。 | 2 | |
| オシロスコープの動作原理を説明できる。 | 2 | |
| 制御 | 伝達関数を用いたシステムの入出力表現ができる。 | 2 | |
| ブロック線図を用いてシステムを表現することができる。 | 2 | |
| システムの過渡特性について、ステップ応答を用いて説明できる。 | 3 | |
| システムの定常特性について、定常偏差を用いて説明できる。 | 3 | |
| システムの周波数特性について、ボード線図を用いて説明できる。 | 3 | |
| 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 3 | 前6,後8 |
| 実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 3 | 前6,後8 |
| 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。 | 2 | 後11 |
| インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 3 | |
| 増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 3 | |
| 分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |