到達目標
以下の項目を目標とする。
①変圧器の原理を理解する
②三相交流の計算法を理解する
③誘導機の計算法を理解する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 変圧器の等価回路を求め、電圧電流電力の計算が(8割以上)できること。 | 変圧器の等価回路を求め、電圧電流電力の計算が(6割以上)できること。 | 変圧器の等価回路を求め、電圧電流電力の計算ができない。 |
評価項目2 | 三相交流のΔ結線、Y結線の電圧電流電力の計算が(8割以上)できること。 | 三相交流のΔ結線、Y結線の電圧電流電力の計算が(6割以上)できること。 | 三相交流のΔ結線、Y結線の電圧電流電力の計算ができない。 |
評価項目3 | 誘導機の等価回路を求め、電気的諸特性と力学的諸特性の関係を(8割以上)理解し応用できること。 | 誘導機の等価回路を求め、電気的諸特性と力学的諸特性の関係を(6割以上)理解し応用できること。 | 誘導機の等価回路を求め、電気的諸特性と力学的諸特性の関係を理解し応用できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
変圧器と交流回転機の、原理とエネルギーを変換する方法を習得する
授業の進め方・方法:
授業は、教科書と板書を中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。ノートの提出を求める場合がある。
英語導入計画:なし
注意点:
成績評価に教室外学習の内容は含まれる
学習・教育目標:(D-3 エネルギー系)100%
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
同期機:同期発電機の原理と基本式、構造 |
同期発電機の概要を理解する(教室外学習)同期発電機の原理と特性のまとめ
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2週 |
同期機:同期発電機の等価回路と電機子反作用 |
同期発電機の等価回路を理解し、電機子反作用の作用を理解する(教室外学習)同期発電機の等価回路の活用法をまとめる
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3週 |
同期機:同期発電機の出力特性 |
同期発電機の出力特性を理解する(教室外学習)同期発電機の出力特性をまとめる
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4週 |
同期機:同期発電機の自己励磁現象 |
同期発電機の自己励磁現象を理解する(教室外学習)自己励磁現象の計算ができる
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5週 |
同期機:同期発電機の並行運転と同期化力 |
同期発電機の並行運転時に発生する同期化力を理解する(教室外学習)同期化力の計算ができる
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6週 |
同期機:同期電動機の回転原理 |
同期電動機の回転原理を理解する(教室外学習)永久磁石同期電動機への応用法を考察する
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7週 |
同期機:同期電動機の等価回路と電機子反作用 |
同期電動機の等価回路と電機子反作用を理解する(教室外学習)電機子反作用の作用をまとめる
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
同期機:同期電動機のフェーザ図、出力、トルクとV曲線 |
同期電動機のフェーザ図を理解し、出力、トルクとV曲線を導出できる(教室外学習)V曲線の意義をまとめる
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10週 |
同期機:同期電動機の制御方法 |
同期電動機の制御方法を理解する(教室外学習)制御方式をまとめる
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11週 |
直流電動機の回転原理と構造 |
直流電動機の原理を理解し等価回路が描ける(教室外学習)等価回路の活用法を考察する
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12週 |
直流電動機の巻線と電源の接続方式 |
直流電動機の種々の方式とそれぞれの特性を理解する(教室外学習)各方式の用途をまとめる
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13週 |
直流電動機の等価回路と、逆起電力およびトルクの定式化 |
直流電動機の逆起電力とトルクが計算できる(教室外学習)等価回路との関連をまとめる
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14週 |
直流電動機の制御方法 |
直流電動機の制御方式を理解する(教室外学習)他のモータの制御との関連をまとめる
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15週 |
後期のまとめ |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 誘導機の原理と構造を説明できる。 | 4 | |
同期機の原理と構造を説明できる。 | 2 | |
変圧器の原理、構造、特性を説明でき、その等価回路を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題・小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 40 | 140 |
得点 | 100 | 40 | 140 |