コンピュータリテラシ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 コンピュータリテラシ
科目番号 0032 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリント,関数電卓 (SHARP EL -501M)の説明書を教科書として用いる
担当教員 鈴木 正人

到達目標

以下の各項目を到達目標とする
① ワードプロセッサソフトが使用できる
② 表計算ソフトが使用できる
③ 関数電卓の基本的な使い方ができる
④ BASIC言語の文法の基本の理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ワードプロセッサソフトを利用し簡単な文書と作画が正確に(8割以上)作成できることワードプロセッサソフトを利用し簡単な文書と作画がほぼ正確に(6割以上)作成できるワードプロセッサソフトを利用し簡単な文書と作画が作成できない
評価項目2表計算ソフトウェアを利用し簡単な表計算とグラフ作成が正確に(8割以上)できる表計算ソフトウェアを利用し簡単な表計算とグラフ作成がほぼ正確に(6割以上)できる表計算ソフトウェアを利用し簡単な表計算とグラフ作成ができない
評価項目3関数電卓を使い,関数を含む計算が正確に(8割以上)できること関数電卓を使い,関数を含む計算がほぼ正確に(6割以上)できる関数電卓を使い,関数を含む計算ができない
評価項目4BASIC言語により基本的なプログラムが正確(8割以上)に組めるBASIC言語により基本的なプログラムがほぼ正確(6割以上)に組めるBASIC言語により基本的なプログラムが組めない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
パーソナルコンピュータの操作方法の基礎を身につけ,電子メール,ワープロ,表計算,の各種ソフトウェアの基本的な使用方法について学ぶ。
また,関数電卓の基本的な的な使い方について習熟する.さらに初心者にも取りかかりやすいプログラミング言語である十進BASICによりプログラミングの初歩について学ぶ
授業の進め方・方法:
情報処理センターにてパソコンおよびソフトウェアの使用方法を中心に学ぶ.関数電卓(SHARP EL-520M)を購入後,クラスルームにて関数電卓の使い方を練習する.その後再び情報処理センターにて,十進BASICを教材としてプログラミングの初歩について学ぶ.関数電卓は共同購入を予定している.USBメモリは各自で用意すること
注意点:
パーソナルコンピュータの基本的な操作方法が身に付けば,後は実験実習のレポート作成など様々な用途に利用し,各自でソフトウェアに習熟していってくれることを期待している。
学習・教育目標:(E)100%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 情報処理センターにあるコンピュータの利用方法。電子メールソフトの設定 コンピュータの基本操作ができる
2週 ワードプロセッサソフトウェアを用いた文書作成 ワードプロセッサソフトウェアで文書が作成,保存できる
3週 ワードプロセッサソフトウェアを用いた作画(その1) ワードプロセッサソフトウェアで基本的な作図ができる
4週 ワードプロセッサソフトウェアを用いた作画(自由課題&クラス内で紹介) ワードプロセッサソフトウェアで複雑な作図ができる
5週 表計算ソフトウェアの基本的な使い方(その1) 表計算ソフトウェアでデータの入力,編集ができる
6週 表計算ソフトウェアの基本的な使い方(その2) 表計算ソフトウェアで表計算ができる
7週 表計算ソフトウェアの応用的な使い方(グラフ作成,関数) 表計算ソフトウェアで任意のグラフが描ける
8週 中間試験
2ndQ
9週 関数電卓の基本的な使い方 関数電卓が長い式を一度に計算できる
10週 関数電卓をを用いた計算の練習 関数電卓で関数計算ができる
11週 講義で使うプログラミング言語の説明 十進BASICの起動,編集ができる
12週 プログラムの入力と保存,実行 十進BASICで簡単なプログラム入力ができる
13週 入出力を伴うプログラム 入出力を伴うプログラムが組める
14週 分岐を伴うプログラム 分岐を伴うプログラムが組める
15週 期末試験解答解説など
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシーコンピュータにおける初歩的な演算の仕組みを理解できる。1
データの型とデータ構造が理解できる1
専門的能力分野別の専門工学建設系分野情報処理電子メールの使用設定や使用方法を理解できる。3
ワードプロセッサソフウェアトによる文書の作成ができる。3
ワードプロセッサソフトウェアを利用し簡単な作画ができる。3
表計算ソフトウェアの基本的な使い方を理解している。3
表計算ソフトウェアにより基本的なグラフが作成できる。3
コンピュータを構成するハードウェア・ソフトウェアについて説明できる。1
プログラム言語の利用法について説明できる。1
アルゴリズムとフローチャートについて説明できる。3

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100