概要:
本授業では,環境都市工学で何を学び,卒業後はどのような仕事をするのか,社会基盤が持つ社会での使命,循環型都市づくりの必要性などについて学び,今後,本校で専門科目を学ぶ上での導入的な幅広い知識の修得を目指す。
授業の進め方・方法:
授業は前期50分,後期140分を基本とする。
前期は主に教科書を使用し,社会基盤全般についての基礎知識を講義する。後期は,社会基盤が持つ社会での使命,循環型都市づくりの必要性などについて,自ら体感する実験,作品作成,現場見学,特別講演などを中心に授業を進める。
また,本授業で学んだことを,これから本校で学ぶ指針にしてくれることを期待している。
注意点:
学習・教育目標
(D-2社会技術系)25%,(D-3創生系)25%,(D-4(1))25%,
(D-4(2))25%
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
第 1回:シビルエンジニアリング入門で学ぶ内容と講義計画 |
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2週 |
第 2回:社会基盤の歴史 |
歴史の大きな流れの中で、科学技術が社会に与えた影響を理解し、自らの果たしていく役割や責任を理解できる。
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3週 |
第 3回:社会基盤の建設行政(公務員) |
社会性、社会的責任、コンプライアンスが強く求められている時代の変化の中で、技術者として信用失墜の禁止と公益の確保が考慮することができる。
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4週 |
第 4回:まちづくり |
まちづくりの概要を理解する
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5週 |
第 5回:環境保全(地球環境問題・公害) |
環境保全(地球環境問題・公害)の概要を理解する
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6週 |
第 6回:社会基盤の景観デザイン |
社会基盤の景観デザインの概要を理解する
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7週 |
第 7回:交通社会基盤 |
交通社会基盤の概要を理解する
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8週 |
第 8回:前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
第 9回:前期中間までの総復習(前期中間試験の解答の解説など) (ALのレベルC) |
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10週 |
第10回:供給社会基盤(水道・電力) |
供給社会基盤(水道・電力)の概要を理解する
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11週 |
第11回:処理社会基盤(下水道・廃棄物処理) |
処理社会基盤(下水道・廃棄物処理)の概要を理解する
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12週 |
第12回:自然社会基盤(治山・河川・ダム・海岸) |
自然社会基盤(治山・河川・ダム・海岸)の概要を理解する
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13週 |
第13回:街造り(都市計画) |
街造り(都市計画)の概要を理解する
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14週 |
第14回:災害と補償・保険 |
説明責任、内部告発、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的事項を理解し、説明できる。
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15週 |
前期期末試験 |
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16週 |
前期期末までの総復習(前期期末試験の解答の解説など,共生の家提案などまとめ) (ALのレベルC) |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
「快適で安全な社会基盤」の整備と「環境負荷を低減した循環型都市づくり」の創造の考え方 |
「快適で安全な社会基盤」の整備と「環境負荷を低減した循環型都市づくり」の創造の考え方等の概要を理解する
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2週 |
森林整備と防災,循環型社会への取り組み (森林の現状と再生,間伐材の利用等) (ALのレベルA)
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森林整備と防災,循環型社会への取り組み (森林の現状と再生,間伐材の利用等)の概要を理解する
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3週 |
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森林整備と防災,循環型社会への取り組み (森林の現状と再生,間伐材の利用等)の概要を理解する
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4週 |
生態系に考慮した河川整備,親水護岸 (ALのレベルA) |
生態系に考慮した河川整備,親水護岸の概要を理解する
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5週 |
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生態系に考慮した河川整備,親水護岸の概要を理解する
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6週 |
橋梁のデザインと景観,施工と維持管理 (ALのレベルA) |
橋梁のデザインと景観,施工と維持管理の概要を理解する
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7週 |
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橋梁のデザインと景観,施工と維持管理の概要を理解する
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8週 |
災害に強い街造り,防災 (ALのレベルA) |
災害に強い街造り,防災の概要を理解する
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4thQ |
9週 |
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災害に強い街造り,防災の概要を理解する
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10週 |
リデュース(Reduce:発生抑制)・リユース(Reuse:再利用)・リサイクル(Recycle:再生利用) -環境への負荷を低減した循環型社会を造るための取り組み事例- (ALのレベルA)
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リデュース(Reduce:発生抑制)・リユース(Reuse:再利用)・リサイクル(Recycle:再生利用) -環境への負荷を低減した循環型社会を造るための取り組み事例-の概要を理解する
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11週 |
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リデュース(Reduce:発生抑制)・リユース(Reuse:再利用)・リサイクル(Recycle:再生利用) -環境への負荷を低減した循環型社会を造るための取り組み事例-の概要を理解する
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12週 |
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リデュース(Reduce:発生抑制)・リユース(Reuse:再利用)・リサイクル(Recycle:再生利用) -環境への負荷を低減した循環型社会を造るための取り組み事例-の概要を理解する
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13週 |
建設行政の執行・建設技術者の国家資格 |
技術者を目指す者として各国・各地域での活動において、各国・各地域の文化、慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令などを守ることができる。
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14週 |
社会に貢献する建設技術(土木技術者の進路と社会貢献) |
技術者を目指す者として、さまざまな課題に力を合わせて取り組んでいくことができる。
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15週 |
1年間の総まとめとエンジニアの心構え |
技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を理解し、社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | |
説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 3 | 後14 |
技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。 | 3 | 前14 |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。 | 2 | |
知的財産の社会的意義や重要性の観点から、知的財産に関する基本的な事項を説明できる。 | 3 | |
知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。 | 2 | |
技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。 | 3 | 前2 |
社会性、社会的責任、コンプライアンスが強く求められている時代の変化の中で、技術者として信用失墜の禁止と公益の確保が考慮することができる。 | 3 | 後15 |
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 2 | 前4,後13 |
技術史 | 技術史 | 歴史の大きな流れの中で、科学技術が社会に与えた影響を理解し、自らの果たしていく役割や責任を理解できる。 | 2 | 前2 |