鋼構造

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 鋼構造
科目番号 0041 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 鋼構造学(原、山口、北原、和多田,コロナ社)
担当教員 西澤 正博,水野 剛規

到達目標

 本科目では,鋼橋のうち最も一般的な桁橋の設計法を学び、それぞれの構成要素の意味を深く理解することで他の型式(鋼橋)への応用力をつけること.
 以下に具体的な学習・教育目標を示す.

①設計荷重に関する理解
②橋梁に使用する鋼材の種類と強度に関する
理解
③許容応力度設計法に関する理解
④工場製作における諸技術に関する理解
⑤鋼部材の接合方法及び設計法に関する理解
⑥座屈現象、疲労破壊など鋼材の諸現象の理
 解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1設計荷重を分類し,その特性について説明できる.(8割以上)設計荷重を分類し,その特性について説明できる.(6割以上)設計荷重を分類し,その特性について説明できない.
評価項目2鋼材についての知識を有する.(8割以上)鋼材についての知識を有する.(6割以上)鋼材についての知識を有しない.
評価項目3鋼材の許容応力度に関する知識を有する.(8割以上)鋼材の許容応力度に関する知識を有する.(6割以上)鋼材の許容応力度に関する知識を有しない.
評価項目4鋼部材の工場製作の概略工程が説明できる.(8割以上)鋼部材の工場製作の概略工程が説明できる.(6割以上)鋼部材の工場製作の概略工程が説明できない.
評価項目5溶接・ボルト接合の設計施工について説明できる.(8割以上)溶接・ボルト接合の設計施工について説明できる.(6割以上)溶接・ボルト接合の設計施工について説明できない.
評価項目6座屈現象、疲労現象について説明できる.(8割以上)座屈現象、疲労現象について説明できる.(6割以上)座屈現象、疲労現象について説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
 実橋を通して,具体的に設計方法を解説する.橋梁の設計では構造力学で学んだ知識がベースになっているので,十分に理解しておく必要がある.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 鋼構造概論
2週 実橋調査(課題の発見)
3週 鋼橋の計画および設計
4週 鋼橋の計画および設計
5週 鋼橋に用いられる部材の力学特性
6週 プレートガーダー橋の設計実務
7週 プレートガーダー橋の設計実務
8週 実橋への学習成果反映、実橋製作映画等
2ndQ
9週 鋼橋の製作と架設
10週 鋼橋の製作と架設
11週 実橋製作工場調査
12週 鋼構造物の維持管理
13週 特論(疲労、腐食、摩耗、振動etc)
14週 特論(疲労、腐食、摩耗、振動etc)
15週 特論(疲労、腐食、摩耗、振動etc)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000