コンクリート工学Ⅲ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 コンクリート工学Ⅲ
科目番号 0042 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 コンクリートを学ぶ―構造編(梅原秀哲・理工図書、2010)
担当教員 岩瀬 裕之

到達目標

① プレストレストコンクリート構造物の設計に必要な基礎知識の習得。
② コンクリートの施工についての知識の習得
③ コンクリートの耐久性向上に関する基礎知識の習得

これらの項目は、今までに学んだ鉄筋コンクリートや材料学の知識も必要であるため、その復習ともなる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プレストレストコンクリートの原理を正確(8割以上)に説明できる.プレストレストコンクリートの原理をほぼ正確(6割以上)に説明できる.プレストレストコンクリートの原理を説明できい.
評価項目2プレストレストコンクリート部材の耐力が正確(8割以上)に計算できる.プレストレストコンクリート部材の耐力がほぼ正確(6割以上)に計算できる.プレストレストコンクリート部材の耐力が計算できない.
評価項目3コンクリートの施工について正確(8割以上)に説明できる.コンクリートの施工についてほぼ正確(6割以上)に説明できる.コンクリートの施工について説明できない.
評価項目4 コンクリートの耐久性向上の基礎技術について正確(8割以上)に説明できる. コンクリートの耐久性向上の基礎技術についてほぼ正確(6割以上)に説明できる. コンクリートの耐久性向上の基礎技術について説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
授業の進め方・方法:
教科書・配付資料を中心に説明をおこなうので、講義ノートを充実させること。授業は講義の後に、理解を深めるための演習・課題を課す。材料や構造力学などの幅広い知識が必要な場合もあるため、関連知識もあわせて学習することが必要である。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 プレストレストコンクリートの概要
2週 プレストレストコンクリートの基礎
3週 プレストレストコンクリートの設計
4週 プレストレストコンクリートのまとめ
5週 コンクリートの製造(1)
6週 コンクリートの製造(2)
7週 コンクリートの製造(3)
8週 コンクリートの施工(1)
4thQ
9週 コンクリートの施工(2)
10週 コンクリートの施工(3)
11週 コンクリートの耐久性(1)
12週 コンクリートの耐久性(2)
13週 コンクリートの耐久性(3)
14週 コンクリートの耐久性(4)
15週 期末試験
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題・小テスト合計
総合評価割合200100300
得点200100300