到達目標
達成すべき目標は以下のようである.
1.測量に関する法規を理解する.
2.GNSS測量の基本と原理について理解する.
3.UAV測量の基本と原理,飛行ルールについて理解する.
4.GISの基本と原理について理解し,データの加工が行える.
岐阜高専ディプロマポリシー:(D-3),(E-2)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 測量に関する法規ついて8割以上理解している. | 測量に関する法規ついて6割以上理解している. | 測量に関する法規ついて理解していない. |
評価項目2 | GNSS測量の基本と原理について8割以上理解している. | GNSS測量の基本と原理について6割以上理解している. | GNSS測量の基本と原理について理解していない. |
評価項目3 | UAV測量の基本と原理,飛行ルールについて8割以上理解している. | UAV測量の基本と原理,飛行ルールについて6割以上理解している. | UAV測量の基本と原理,飛行ルールについて理解していない. |
評価項目4
| GISの基本と原理について8割以上理解している. | GISの基本と原理について6割以上理解している. | GISの基本と原理について理解していない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
測量技術の進歩は著しく,TLS(地上レーザースキャナ)やUAV(無人航空機),GNSS(全球測位衛星システム)などを用いた新しい技術が次々に提案され,実務に適用されている.本授業では,これら最新の測量に関する知識を習得するとともに,UAV測量とGNSS測量の実習を行う.
さらに,GIS(地理情報システム)による演習を通じて,地理空間情報について理解する.
授業の進め方・方法:
授業・実習・演習を行う.
(事前準備の学習)測量学IIの復習をしておくこと.
英語導入計画:Technical terms
注意点:
測量士・測量士補試験と同レベルの問題について試験と課題を提出し,6割以上のレベルまで達していること.
授業の内容を確実に身につけるために,予習・復習が必須である.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス(i-Constructionとは,3次元測量とは,空間情報とは) (ALのレベルC) |
i-Constructionの概要について理解する.
|
2週 |
測量に関する法規(測量法,公共測量作業規程の準則) (ALのレベルC) |
測量に関する法規について理解する.
|
3週 |
UAVによる3次元測量(飛行ルール,作業工程) (ALのレベルC) |
UAV測量の飛行ルールや作業工程について理解する.
|
4週 |
UAVによる3次元測量(撮影高度,地上画素寸法) (ALのレベルC) |
撮影高度や地上画素寸法について理解する.
|
5週 |
UAVによる3次元測量(写真地図,ひずみ) (ALのレベルC) |
写真地図やひずみついて理解する.
|
6週 |
GNSS測量 (ALのレベルC) |
GNSS測量について理解する.
|
7週 |
GIS:概要,データ形式,座標系 (ALのレベルC) |
GISの概要について理解する.
|
8週 |
GIS:QGIS,地図データの利用方法 (ALのレベルC) |
GISの仕組みについて理解する.
|
2ndQ |
9週 |
GIS:座標変換,空間データの処理 (ALのレベルC) |
GISの仕組みについて理解する.
|
10週 |
UAV測量実習 (ALのレベルB) |
UAV測量を行える.
|
11週 |
GNSS測量実習 (ALのレベルB) |
GNSS測量を行える.
|
12週 |
GIS演習 (ALのレベルB) |
QGISを用いて地図を作成する.
|
13週 |
GIS演習 (ALのレベルB) |
QGISを用いて地図を作成する.
|
14週 |
GIS演習 (ALのレベルB) |
QGISを用いて地図を作成する.
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
|
|
評価割合
| 期末試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 60 | 160 |
得点 | 100 | 60 | 160 |