科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 体育
科目番号 0081 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 アクティブスポーツ(大修館)
担当教員 麻草 淳,揖斐 祐治,小原 慶祐

到達目標

様々な種目を通し、体力や運動能力の向上を図る。また、種目特性やルールの理解を深めることで、生涯にわたる適切な運動習慣の確立につなげる。プレー中はもちろんのこと、プレー以外でも他と協調し、協力しあう態度を育てる。
①関心・意欲・態度:様々な運動に取組み、体力・技能向上のための取り組みができる。
②思考力・判断力:自己やチームの課題を見つけ、改善への取り組みや工夫ができる。
③運動技能:効率的な技術やゲームにおける効果的なプレーができる。
④知識・理解度:種目の特性を理解したプレーができ、審判としてもゲームの進行ができる。
⑤責任・貢献・協調性:自己の役割を自覚し、授業の運営・チーム力の向上などに貢献できる。
岐阜高専ディプロマポリシー:(A)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 関心・意欲・態度様々な運動に対して、体力・技能の向上のための取り組みができる。様々な運動に取り組むことができる。様々な運動に取り組むことができない。
評価項目2 思考力・判断力自己やチームの課題を見つけ、改善への取り組みや工夫ができる。自己やチームの課題を見つけることができる。自己やチームの課題を見つけることができない。
評価項目3 運動技能効率的な技術やゲームにおける効果的なプレーができる。運動・ゲームを構成する基本技術が身についている。運動・ゲームを構成する基本技術が身についていない。
評価項目4 知識・理解度運動・種目の特性を理解したプレーができ、審判としてもゲームの進行ができる。運動・種目の特性、ルールを理解している。運動・種目の特性、ルールを理解していない。
評価項目5 責任・貢献・協調性自己の役割を自覚し、授業の運営・チーム力の向上に貢献できる。自己の役割を自覚し、能力に応じた貢献ができる。自己の役割を自覚できず、能力に応じた貢献ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期は下記2種目から選択する。(各コースの定員は40名程度)
1.ソフトボール
2.バドミントン
後期は下記2コールから選択する。(各コースの定員は40名程度)
1.バドミントン・バスケットボール
2.バスケットボール・卓球
他学科との合同授業となる。練習やゲームを通して積極的な交流を図ることを期待する。
授業の進め方・方法:
(事前準備の学習)入学時に購入した「アクティブスポーツ(大修館)」で技術的なポイントやルールを確認しておくと良い。
英語導入計画:Technical terms

注意点:
運動するのにふさわしい服装で出席すること。
けが防止・安全上の観点より、携帯電話の保持やアクセサリー類の装着を禁止する。
練習やゲームを安全で円滑に進めるために、互いに協力し、各自の役割を果たすこと。
感染症予防や熱中症などにも十分注意すること。
授業内容は、天候等により変更することがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 各コースごと
基本知識、安全上の諸注意について
基本技術練習①
種目の歴史や成り立ちなどを理解する
基本的な準備(グリップ、グロ-ブの付け方)などを正しく理解する
2週 ソフトボール 基本技術(投、捕、打)練習②
バドミントン  基本技術(各種ストロ-ク・サ-ビス)と簡易ゲ-ム②

基本技術の向上を図る
ルールを理解する
3週 ソフトボール 基本技術練習とチーム練習③
バドミントン 基本技術(各種ストロ-ク・サ-ビス)と簡易ゲ-ム③
基本技術の向上を図る
ルールを理解する
4週 ソフトボール 基本技術練習とチーム練習④
バドミントン 基本技術(各種ストロ-ク・サ-ビス)と簡易ゲ-ム④

基本技術、チームプレーの向上を図る
ルールを理解する
5週 球技大会 チーム別対抗戦
(ソフトボール・ソフトテニス・サッカー・バスケットボール・バレーボール・卓球)
ル-ルを遵守し楽しく実施する
6週 体力テスト グループ測定 種目(50M走・ハンドボール投げ・長座体前屈・上体起こし) 自己の体力を確認するために、全力で正確に行なう
7週 体力テスト グループ測定 種目(握力・反復横跳び・立ち幅跳び・シャトルラン) 自己の体力を確認するために、全力で正確に行なう
8週 ソフトボール チーム練習とリーグ戦①
バドミントン 基本練習とダブルスリーグ戦①

基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
2ndQ
9週 ソフトボール チーム練習とリーグ戦②
バドミントン 基本練習とダブルスリーグ戦②

基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
10週 ソフトボール チーム練習とリーグ戦③
バドミントン 基本練習とダブルスリーグ戦③
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
11週 ソフトボール チーム練習とリーグ戦④
バドミントン 基本練習とダブルスリーグ戦④

基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
12週 ソフトボール チーム練習とリーグ戦⑤
バドミントン:基本練習とシングルスリーグ戦①
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
13週 ソフトボール チーム練習とリーグ戦⑥
バドミントン:基本練習とシングルスリーグ戦②
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
14週 ソフトボール チーム練習とリーグ戦⑦
バドミントン:基本練習とシングルスリーグ戦③
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
15週 ソフトボール チーム練習とリーグ戦⑧
バドミントン:基本練習とシングルスリーグ戦④
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
16週
後期
3rdQ
1週 各コースごとに基本知識の確認、安全上の諸注意について
基本技術練習①
種目の歴史や成り立ちなどを理解する
基本的な準備について正しく理解する
2週 球技大会 チーム別対抗戦
(ソフトボール・ソフトテニス・サッカー・バスケットボール・バレーボール・卓球)
ル-ルを遵守し楽しく実施する
3週 バドミントン (各種ストローク練習)
バスケットボール:基本技術(パス・ドリブル・シュート)練習とミニゲーム①
基本技術の向上を図る
ルールを理解する
4週 バドミントン (各種ストローク練習 サーブ) 簡易ゲーム
バスケットボール:基本技術(パス・ドリブル・シュート)練習とミニゲーム②
基本技術の向上を図る
ルールを理解する
5週 バドミントン (各種ストローク練習 サーブ) ダブルスゲーム①
バスケットボール:基本技術・チーム練習とゲーム①
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
6週 バドミントン (各種ストローク練習 サーブ) ダブルスゲーム②
バスケットボール:基本技術・チーム練習とゲーム②
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
7週 バドミントン (各種ストローク練習 サーブ) ダブルスゲーム③
バスケットボール:基本技術・チーム練習とゲーム③
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
8週 バドミントン (各種ストローク練習 サーブ) ダブルスゲーム④
バスケットボール:基本技術・チーム練習とゲーム④
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
4thQ
9週 バスケットボール:基本技術(パス・ドリブル・シュート)練習とミニゲーム①
卓球:基本技術(各種ストローク・サービス)練習と簡易ゲーム①
種目の歴史や成り立ちなどを理解する
基本的な準備について正しく理解する
10週 バスケットボール:基本技術(パス・ドリブル・シュート)練習とミニゲーム②
卓球:基本技術(各種ストローク・サービス)練習と簡易ゲーム②
基本技術の向上を図る
ルールを理解する
11週 バスケットボール:基本技術・チーム練習とゲーム①
卓球:基本技術練習とダブルスゲーム①
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
12週 バスケットボール:基本技術・チーム練習とゲーム②
卓球:基本技術練習とダブルスゲーム②
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
13週 バスケットボール:基本技術・チーム練習とゲーム③
卓球:基本技術練習とダブルスゲーム③
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
14週 バスケットボール:基本技術・チーム練習とゲーム④
卓球:基本技術練習とダブルスゲーム④
基本技術、チームプレーの向上を図る。
ルールを理解し、審判としてゲームの進行ができる。また、ゲームに勝つための戦い方への理解を深める。
15週 後期まとめ・授業アンケ-ト 半期を振り返りつつ、総括する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

主体性工夫技術規則貢献合計
総合評価割合30201002030200
前期1510501015100
後期1510501015100