日本語

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 日本語
科目番号 0086 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 環境都市工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 『留学生のためのアカデミック・ジャパニーズ聴解 上級』(東京外国語大学留学生日本語教育センター,2015)  他にプリント、辞書等。
担当教員 中島 泰貴,安藤 郁美

到達目標

① 与えられた資料をもとに、または自身の興味・関心があることについて、スライドを用いて発表を行うことができる。
② 発表を聞いて、内容を理解したり、分からないところを質問したりできる。
③ 発表のトピックに関するディスカッションにおいて、他の参加者と協力して議論を深めることができる。
④ 適切なスタイルを用い、レポートを書くことができる。
⑤ 毎回ふりかえりを行い、自身の学習を客観的に把握する力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 あるトピックについて、聞いている人が理解できるように発表することができる。事実や自分の考えを、聞き手が理解するのにほとんど負担を感じさせずに,事実や自分の考えを口頭で説明できる。事実や自分の考えを口頭で説明できるが,所々聞き手が理解するのに負担を感じる部分がある。事実や自分の考えを口頭で説明しても、聞き手が理解するのに非常に負担がかかる。もしくは理解不可能である。
評価項目2 発表の内容を理解し、疑問点を解消したり、議論をすることができる。発表をほぼ理解し、それに関する問題に正しく答えることができる。 発表内容について、自分の意見や疑問を他の人に伝えることができる。 発表をだいたい理解し、問題に、ある程度正しく答えることができる。 発表内容について、自分の意見や疑問をなんとか他の人に伝えることができる。 発表があまり理解できず、問題に正しく答えることができない。 発表内容について、自分の意見や疑問を他の人に伝えることができない。
評価項目3 適切なスタイルで、レポートを書くことができる。適切なスタイルを用いて,読み手が理解するのにほぼ負担を感じさせないレポートが書ける。適切なスタイルを用いて,読み手がほぼ理解可能な作文が書ける。所々論旨や日本語の表現で理解が難しいところがある。適切なスタイルを用いておらず、内容も読み手が理解するのに非常に負担がかかる,もしくは理解不可能である。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
普段の授業や発表を聞く力、発表する力を中心に、高専で勉学を行うために必要なアカデミック・ジャパニーズの養成を目指す。
授業の進め方・方法:
この授業では、発表すること、発表を聞くことを中心に、普段の授業で必要な日本語の力を伸ばすことを目標としている。また、発表の準備やレポート執筆、毎回のふりかえりの提出など、課題を期日までに自分で計画的に進める必要がある。
なお、授業中に日本語で話そう,書こうという意欲が見られるか,ふりかえりシートの記述から自分の能力を適切且つ積極的に把握しようとしているかなど、授業への参加態度も評価の対象とする。
注意点:
内容が難しい場合は、辞書の使用や、予習など、自分に必要なものを考えて準備してほしい。

学習・教育目標:(C-1)70%(A-1)30%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、前期の目標を立てる
2週 教科書発表① テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
3週 教科書発表② テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
4週 教科書発表③ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
5週 教科書発表④ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
6週 教科書発表⑤ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
7週 教科書発表⑥ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
8週 教科書発表⑦ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
2ndQ
9週 自由発表① テーマを決め、構成を考える。
10週 自由発表② それぞれのテーマについて発表する。評価する。
11週 自由発表③ それぞれのテーマについて発表する。評価する。
12週 レポート① レポートの書式や、書き言葉の表現を身につける。
13週 レポート② 発表をもとにレポートを作成する。事実・自分の考えを書き分ける。
14週 レポート③ レポートを推敲する。
15週 前期全体の振り返り 前期の学習を振り返り、自己評価を行う。
16週
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション、後期の目標を立てる 自己評価を行い、後期の目標を立てる。
2週 教科書発表① テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
3週 教科書発表② テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
4週 教科書発表③ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
5週 教科書発表④ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
6週 教科書発表⑤ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
7週 教科書発表⑥ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
8週 教科書発表⑦ テーマの内容を理解し、新しい語彙や表現を身につける。
4thQ
9週 自由発表① テーマを見決め、構成を考える。
10週 自由発表② それぞれのテーマについて発表する。評価する。
11週 自由発表③ それぞれのテーマについて発表する。評価する。
12週 レポート① 発表をもとにレポートを作成する。
13週 レポート② 定義・引用について学ぶ。
14週 レポート③ レポートを推敲する。
15週 後期の振り返り 1年の学習を振り返り、自己評価を行う。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

教科書発表自由テーマ発表レポート授業参加態度合計
総合評価割合40404080200
前期20202040100
後期20202040100