現代社会と法

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 現代社会と法
科目番号 0092 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 資料集として3年次の政治経済の資料集を使用する
担当教員 児玉 恵理,菅原 崇

目的・到達目標

①社会における法の役割と意義を自らの言葉で説明することができる。
②法(憲法・民法・刑法・労働法・会社法など)の趣旨や内容を適切に理解することができる
③時事問題を法的な観点から考察し、社会のあり方を考えることができる
④論述の構造を理解し、自分の主張を論理的に伝えることができる

岐阜高専ディプロマポリシー:(A)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
到達目標①現代社会における法の意義を問う説明問題を正確(8割以上)に解くことができる現代社会における法の意義を問う説明問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる現代社会における法の意義を問う説明問題を解くことができない
到達目標②法(法律)の趣旨や内容に関する知識確認問題を正確(8割以上)に解くことができる法(法律)の趣旨や内容に関する知識確認問題をほぼ正確(6割以上)に解くことができる法(法律)の趣旨や内容に関する知識確認問題をあまり(6割未満)解くことができない
到達目標③時事問題を取り上げ、その内容を適切に理解し要約するとともに、法的な観点から考察した結果を論理的に伝えることができる時事問題を取り上げ、その内容を適切に理解し要約しているが、考察や伝え方のいずれかに改善の余地がある時事問題を取り上げ、その内容を適切に理解し要約しているが、考察と伝え方の両方に改善の余地がある
到達目標④明確な主張とそれを支える根拠が複数ある説得力のある一貫した論述を行うことができる明確な主張とそれを支える根拠が複数ある論述を行うことができるが,全体の一貫性に課題がある論述としての構成に大きな課題がある

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業は,これまでの社会系教科目の学習の総まとめとして位置付ける。法社会における市民として,法を正しく理解し,法を適切に活用して問題を解決する力を養うことを目的とする。
この目標を達成するために,主に授業では次の4点を具体的な目標とする。
1.法が社会において果たしている役割を説明することができる。
2.法が想定する社会のあり方を,具体的な法をもとに考察することができる。
3.法を主張の根拠として適切に使用することができる。
4.民主主義社会の市民として,法を活用して論理的な意見を論述で表現することができる。
これらが達成されたかどうかは,授業中の質疑応答や課題,定期考査によって評価する。
授業の進め方と授業内容・方法:
・授業は講義形式で行います。
・授業中は正解不正解を恐れず,論理的に自らの考えを答えるように努力してください.また,対話や議論に参加することを求めます。
・(事前準備の学習)倫理、政治経済の復習をしておくとよい。
・英語導入計画:なし
注意点:
・授業の内容を確実に身につけるために、予習・復習が必須である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 前期授業ガイダンス
(ALのレベルC)
この授業の目標・進め方・評価方法を理解する。
2週 法の目的
(ALのレベルA)
法の目的・正義について理解する。
3週 法の特徴/学び方
(ALのレベルA)
法とその他の社会規範について理解する。
4週 法の存在形式
(ALのレベルA)
法の存在形式について理解する。
5週 法の適用/論理的な思考
(ALのレベルA)
法の適用について理解する。
6週 法の解釈
(ALのレベルA)
法の解釈について理解する。
7週 法の効力
(ALのレベルA)
法の効力について理解する。
8週 民主主義と決め方(1)
(ALのレベルB)
民主主義社会における「決め方」の課題について理解する。
2ndQ
9週 民主主義と決め方(2)
(ALのレベルB)
民主的な「決め方」には様々なバリエーションがあることを理解する。
10週 民主主義と決め方(3)
(ALのレベルC)
民主的な「決め方」の背景にある思想と決め方を考察する方法を理解する。
11週 国家と法(1)
(ALのレベルC)
日本国憲法の成立経緯と基本原理について理解する。
12週 国家と法(2)
(ALのレベルC)
日本国憲法における人権保障について理解する。
13週 国家と法(3)
(ALのレベルC)
統治の仕組みについて理解する。
14週 犯罪と法(1)
(ALのレベルC)
犯罪と刑罰について理解する。
15週 前期期末試験
16週
後期
3rdQ
1週 犯罪と法(2)
(ALのレベルC)
犯罪と刑罰について理解する。
2週 犯罪と法(3)
(ALのレベルB)
犯罪と法の課題について考察する。
3週 市民と法(1)
(ALのレベルA)
民法のルール、取引関係をめぐる規律について理解する。
4週 市民と法(2)
(ALのレベルA)
民法のルール、取引関係をめぐる規律について理解する。
5週 市民と法(3)
(ALのレベルA)
民法のルール、取引関係をめぐる規律について理解する。
6週 市民と法(4)
(ALのレベルA)
家族関係をめぐる規律について理解する。
7週 裁判と法
(ALのレベルA)
紛争と裁判について理解する。
8週 労働と法(1)
(ALのレベルC)
労働の特徴・労働をめぐる規律を生み出す法源について理解する。
4thQ
9週 労働と法(2)
(ALのレベルB)
日本の労働をめぐる規律の特徴や現代の労働問題と法の対応について理解する。
10週 企業と法
(ALのレベルC)
知的財産法、競争法などについて理解する。
11週 選挙と法(1)
(ALのレベルB)
選挙を事例に、投票をどのように行うかを考える。
12週 選挙と法(2)
(ALのレベルA)
選挙と投票行動について考える。
13週 国際社会と法
(ALのレベルC)
国際社会における法の意義と課題について理解する。
14週 現代社会と法
(ALのレベルC)
現代社会と法の関係について考察し、本講義の内容について振り返り、総括する。
15週 後期期末試験
16週

評価割合

試験課題参加・関与合計
総合評価割合404020100
前期20201050
後期20201050