中国語

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 中国語
科目番号 0105 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「話す中国語 スリム版」 朝日出版
担当教員 熊谷 暁子,亀山 太一,野々村 咲子

到達目標

① 発音記号をみて発音ができるようになる。
② 中国語コミュニケーションの経験をつむ。
③ 基本的な語彙と文法をみにつける。
④ 中国語圏の人々の生活・文化・習慣について知識を得る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
発音記号をみて発音ができるようになる発音記号を見て発音する問題を正確に解くことができる。発音記号を見て発音する問題をほぼ正確に解くことができる。発音記号を見て発音ができない。
中国語コミュニケーションの経験をつむ中国語コミュニケーションの演習課題を十分にこなすことができる中国語コミュニケーションの演習課題をほぼこなすことができる中国語コミュニケーションの演習課題をこなすことができない
基本的な語彙と文法をみにつける基本的な語彙と文法に関する問題を正確に解くことができる。基本的な語彙と文法に関する問題をほぼ正確に解くことができる。基本的な語彙と文法に関する問題ができない。
中国語圏の人々の生活・文化・習慣について知識を得る中国語圏の人々の生活・文化・習慣に関する問題を正確に解くことができる。中国語圏の人々の生活・文化・習慣に関する問題をほぼ正確に解くことができる。中国語圏の人々の生活・文化・習慣に関する問題をほぼ正確に解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
初級の中国語の発音、会話、聴解の能力を身につけ、基礎的な文法事項の理解を深める。
授業の進め方・方法:
テキストの本文、文法解説、練習問題に沿って学習する。練習問題は課題として家庭学習をすること。ペア・グループワークで会話や読解練習をするなど、演習形式の授業を行う。
注意点:
"中国語には「学校、生活、道路」など日本語と同じの意味の単語が多くある。現在の中国語で使われている簡体字と表記のルールを理解すれば簡単に理解できる単語も少なくない。授業においては中国語の基礎文法と発音及び日常の常用表現を学び、基礎と実践的な力の習得を目標とする。また中国人の価値概念や生活習慣などを感じ取りながら、中国社会への理解を深め、学んだ中国語を、将来のキャリアの中で使うことを目指して下さい。(授業中に授業と無関係な私語、スマホ操作は減点の対処となる場合がある。)
毎回課題の確認と理解を深めるための指導がある。予習と復習を前提として授業を行うので予備学習として下記の3つを行うようにしてください
  1.授業で習ったことを復習する。単語を覚える(30分以上)
  2.本文、文法事項を読んで、練習問題を解く(30分以上)
  3.繰り返しテキストを音読する(15分以上)"

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1回:授業内容の説明とウォーミングアップ 中国語の音声と文字等の特徴や学習方法が理解できる
2週 第2回:四声とピンインの発音練習 発音の方法と特徴が理解できる
3週 第3回:鼻母音・子音と無(有)気音 中国式ローマ字の発音を理解できる
4週 第4回:声調変化・アル化音“i”の学習 声調と“i”の特徴を理解することができる。
5週 第5回:発音練習とまとめと確認 中国語の発音特徴の理解度を確認できる
6週 第6回 基本語順:SVO 人称代名詞
肯定、否定、疑問文の基本語順、人称代名詞の表現ができる。
7週 第7回 基本語順と人称代名詞の確認
基本語順と人称代名詞の理解度を確認できる。
8週 第8回 形容詞述語文、主述述語文
形容詞述語文、主述述語文ができる。
2ndQ
9週 第9回 名前の表現、二重目的語、辞書 名前の聞き方・答え方、二重目的語の表現、辞書の調べ方ができる。
10週 第10回 自分の名前の中国語での言い方
自分の名前の中国語での言い方と書き方ができる。
11週 第11回 選択疑問文、場所の指示代名詞 
選択疑問文、場所の指示代名詞の表現ができる。
12週 第12回 文末付加型疑問文、指示代名詞
文末付加型疑問文、指示代名詞の表現ができる。
13週 第13回 指示代名詞の確認、数式の表現
指示代名詞、加減乗除の中国語表現の理解度の確認ができる。
14週 第14回 前期の発音と基礎文法のまとめ
発音と基礎文法の理解度を確認できる。
15週 第15回:期末試験
16週 期末試験の返却、確認と解説 期末試験の結果を明らかにできる。
後期
3rdQ
1週 第1回 前期に学んだ発音と基礎文法の復習
発音と基礎文法のポイントの理解を深めることができる。
2週 第2回 所有の“有”、助動詞“可以”
所有の“有”、助動詞“可以”の構文の表現が理解できる。
3週 第3回 “的”の省略、量詞、動詞の重ね
量詞、構造助詞“的”の省略、動詞の重ね型の用法ができる。
4週 第4回 “在”の3つの用法、方位詞 “在”の動詞と前置詞用法と方位詞の用法ができる。
5週 第5回 年齢の表現、数詞述語文など 年齢の聞き方・答え方、数詞述語文、多+形容詞の構文ができる。
6週 第6回 助動詞“会”、“能”、“想” 助動詞“会”、“能”、“想”の構文の特徴と言い方ができる。
7週 第7回 曜日、時刻の言い方、時間詞 曜日、時刻、時間詞の用法ができる。
8週 第8回 “要/不用”“不要/別”前置詞 助動詞“要/不用”、禁止の“不要/別”、前置詞“到”等の用法ができる。
4thQ
9週 第9回  比較の表現、副詞、語気助詞 比較の表現、程度の副詞、語気助詞の表現ができる。
10週 第10回  年月日、お金、時点と時間量 年月日、お金、時点と時間量の表現ができる。
11週 第11回 動量詞、前置詞“給”と‟用” 動量詞、前置詞“給”と‟用”の表現ができる。
12週 第12回 “了”の用法、連動文 “了”が動詞末と文末につく場合の位置と連動文の表現の特徴が理解できる。
13週 第13回 進行の“在”、変化の“了”等 進行を表わす“在”、変化を表わす“了”、「未来」を表わす「要」、「快要~了」の表現ができる。 
14週 第14回 経験を表わす表現、後期の会話文と文法事項のまとめ 動詞の経験を表わす表現と後期の全体の確認ができる。
15週 第15回 期末試験
16週 第16回 期末試験の返却、確認と解説 期末試験の結果で、学習の成果を明らかにできる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。2
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。2
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。2
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。2
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。2
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。2

評価割合

中間試験期末試験課題・小テスト・口頭試問合計
総合評価割合012080200
前期06040100
後期06040100