総合演習Ⅱ(その1)

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合演習Ⅱ(その1)
科目番号 0109 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 0.5
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 各種学術論文検索サービス(土木学会目録・書誌検索システム,土木学会学術論文等公開ページなど)
担当教員 環境都市工学科 教員,鈴木 正人

到達目標

達成すべき目標は以下のようである.
①文献内容を理解し,そのエッセンスの抽出・内容を要約する能力を修得する.
②論理的に思考し,批判し,記述し,発表し,討議する能力を修得する.
岐阜高専ディプロマポリシー:(A),(B),(E)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1関連する文献のエッセンス抽出と内容要約を8割以上できる.関連する文献のエッセンス抽出と内容要約を6以上できる.関連する文献のエッセンス抽出と内容要約ができない.
評価項目2自分がこれから取り組む研究内容についての論理的説明を8割以上できる.自分がこれから取り組む研究内容についての論理的説明を6割以上できる.自分がこれから取り組む研究内容についての論理的説明ができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
配属された各専門分野において,指導教員のもとに,環境都市工学に関連した最新の文献を読み,理解した内容を総括して発表・討議を行う.また各専門分野の研究を行うに当たって,そのために必要な情報収集や整理の方法ならびに英文論文等の読解力を養うとともに,研究方法(解析や実験方法)やプレゼンテーション技法を身につける.
授業の進め方・方法:
【前期】配属された各研究分野において,研究に当って必要な情報収集や英文の研究論文の読解・解説・討議等の方法を学び,卒業研究に関わる基礎知識ならびに技能を身につける.前期は環境都市工学科の全教員が担当する.
英語導⼊計画:Documents(10%)
注意点:
卒業研究を遂行するのに必要な基礎知識や技術を修得できたか,
成績評価の方法:
総得点数100点=レポート100点

なお,総合演習Ⅱの評価は.総合演習Ⅱ(その1)の評価と総合演習Ⅱ(その2)の評価を,1対2で加重平均する.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
調査計画の立案,論文検索方法の習得
総合演習IIの実施方針について理解する.
文献調査の計画と方法について理解する.
2週 文献調査と内容理解1
(ALのレベルC)
自身の卒業研究のテーマに関する既往の文献を調査する.社会的なニーズとの関連を意識し,工学的視点,自然科学,社会科学的な観点から広くアプローチする.
3週 文献調査と内容理解2
(ALのレベルC)
自身の卒業研究のテーマに関する既往の文献の内容について理解し,何がどこまで明らかになっていて,何が明らかになっていないのか整理する.
4週 文献調査と内容理解3
(ALのレベルC)
自身の卒業研究のテーマに関する既往の文献を踏まえて,自身の研究の新規性と独創性を整理する.
5週 文献調査報告およびディスカッション1
(ALのレベルB)
調査した文献の内容について指導教員に報告し,ディスカッションを行う.
6週 文献調査報告およびディスカッション2
(ALのレベルB)
指導教員とのディスカッションを踏まえて,文献調査報告書を執筆する.
7週 文献調査報告およびディスカッション3
(ALのレベルB)
指導教員とのディスカッションを踏まえて,文献調査報告書を執筆する.
8週 文献調査報告およびディスカッション4
(ALのレベルB)
指導教員とのディスカッションを踏まえて,文献調査報告書を執筆する.
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000