建設マネジメント

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 建設マネジメント
科目番号 0137 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 「建設マネジメント」 (コロナ社)(馬場敬三 著)
担当教員 馬場 久志

到達目標

建設事業全般を俯瞰的な把握、分析に基づいて技術の改善及び合理的なプロセスによる安全性の確保や外部環境負荷の低減などを実施することが求められています。
そのため、土工、基礎工など土木工事の基本を習得するとともに工程管理、品質管理などマネジメント技術の習得を行う。
①建設マネジメントの目的・必要性を理解する。
②土工、基礎工等の基本を理解する。
③人的資源管理を理解する。
④労働安全衛生管理を理解する。
⑤施工計画・施工管理を理解する。
⑥工程・品質管理等の基本を理解する。
岐阜高専ディプロマポリシー:(D)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建設マネジメントの必要性に関する知識を正確に有する。建設マネジメントの必要性に関する知識を6割以上正確に有する。建設マネジメントの必要性に関する知識を正確に有しない。
評価項目2土工等に関する知識を正確に有する。土工等に関する知識を6割以上正確に有する。土工等に関する知識を正確に有しない。
評価項目3組織、人事など人的資源管理に関する知識を正確に有する。組織、人事など人的資源管理関する知識を6割以上正確に有する。組織、人事など人的資源管理関する知識を正確に有しない。
評価項目4 労働安全衛生管理の基本事項について正確に解ける。 労働安全衛生管理の基本事項について6割以上正確に解ける。 労働安全衛生管理の基本事項について正確に解けない。
評価項目5 施工計画・施工管理の基本事項について正確に説明できる。 施工計画・施工管理の基本事項について6割以上正確に説明できる。 施工計画・施工管理の基本事項について正確に説明できない。
評価項目6 工程管理、品質管理等の基本事項に関する知識を正確に有する。 工程管理、品質管理等の基本事項に関する知識を6割以上正確に有する。 工程管理、品質管理等の基本事項に関する知識を正確に有しない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建設事業全般を俯瞰的な把握、分析に基づいて技術の改善及び合理的なプロセスによる安全性の確保や外部環境負荷の低減などを実施することが求められています。
そのため、土工、基礎工など土木工事の基本を習得するとともに工程管理、品質管理などマネジメント技術の習得を行う。
授業の進め方・方法:
授業は、教科書とPPTを中心に行うので、各自学習ノートを充実させること。
(事前準備の学習)また、労働関係法や情報管理など幅広いマネジメント技術についても学習するので教科書を事前に読むなど、予習しておくこと。
英語導入計画:Technical terms
注意点:
授業の内容を確実に身につけるために,予習・復習が必須である

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 土木工事の概説・社会資本ビジョン 土木工事の概説、建設マネジメントの全体像、施工管理について理解する.
(授業外学習)土木工事の概説、建設マネジメントの全体像、施工管理についての知識の習得
2週 建設マネジメントの概説・必要性 土木工事の概説、建設マネジメントの全体像、施工管理について理解する.
(授業外学習)土木工事の概説、建設マネジメントの全体像、施工管理についての知識の習得
3週 土工(掘削・運搬・盛土・締固め) 土工の知識を習得する.
(授業外学習)土工、建設機械等の知識の習得及び演習を行う
4週 建設機械 建設機械等の知識を習得する.
(授業外学習)土工、建設機械等の知識の習得及び演習を行う
5週 基礎工の概説 基礎工の概念を理解する.
(授業外学習)土工、建設機械等の知識の習得及び演習を行う
6週 トンネル工の概説 トンネル工の概念を理解する.
(授業外学習)土工、建設機械等の知識の習得及び演習を行う
7週 人的資源管理(組織論) 人的資源管理の関連知識を理解する.
(授業外学習)人的資源管理の関連知識について演習または、まとめを行う
8週 人的資源管理(労務、人事) 人的資源管理の関連知識を理解する.
(授業外学習)人的資源管理の関連知識について演習または、まとめを行う
4thQ
9週 労働関係法 労働法に基づく労働安全衛生管理について理解する.
(授業外学習)労働法に基づく労働安全衛生管理についてまとめを行う
10週 労働安全衛生管理 労働法に基づく労働安全衛生管理について理解する.
(授業外学習)労働法に基づく労働安全衛生管理についてまとめを行う
11週 施工計画、施工管理 施工計画について基本知識を理解する.
(授業外学習)施工計画、工程管理など基本知識の取得を図る
12週 工程管理 工程管理など基本知識を理解する.
(授業外学習)施工計画、工程管理など基本知識の取得を図る
13週 品質管理 品質管理について理解する.
(授業外学習)品質管理、情報管理について演習または、まとめを行う
14週 情報管理 情報管理について理解する.
(授業外学習)品質管理、情報管理について演習または、まとめを行う
15週 期末試験
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野施工・法規工事執行までの各プロセスを説明できる。4
施工計画の基本事項を説明できる。4
品質管理、原価管理、工程管理、安全衛生管理、環境管理の仕組みについて、説明できる。4
建設機械の概要を説明できる。4
主な建設機械の作業能力算定法を説明できる。4
土工の目的と施工法について、説明できる。4
掘削と運搬および盛土と締固めの方法について、説明できる。4
基礎工の種類別に目的と施工法について、説明できる。4
トンネル工の目的と施工法について、説明できる。4

評価割合

試験課題・小テスト合計
総合評価割合100100200
得点100100200