概要:
建設分野におけるコミュニケーション手段として大切な設計計算書および図面作成を通じて、設計の基礎知識とその応用およびIT機器を使いこなす能力を習得する。さらに、情報の受け取り手への配慮と工夫が重要であることを学ぶ。
授業の進め方・方法:
各自異なった条件のもとで、許容応力度設計法によりRC倒立T形擁壁を設計し設計計算書を作成する。
その後、設計計算書をもとにCADを用いて図面を作成する。
また、電子納品・電子入札など建設分野のIT化についての学習も行う。
英語導入計画:Technical terms
注意点:
学習・教育目標 (D-2 設計・システム系)50%、(E)50%
JABEE基準1(1):(d),(c)
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
設計課題の説明(RC倒立T形擁壁) |
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2週 |
RC倒立T形擁壁に作用するCoulomb土圧の算定(1) (ALのレベル:C) |
Coulomb土圧が算定できる (教室外学修)クーロン土圧の課題を解く
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3週 |
RC倒立T形擁壁に作用するCoulomb土圧の算定(2) (ALのレベル:C) |
Coulomb土圧が算定できる (教室外学修)クーロン土圧の課題を解く
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4週 |
許容応力度設計法についての学習(1) |
許容応力度設計法について理解できる
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5週 |
許容応力度設計法についての学習(2) |
許容応力度設計法について理解できる
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6週 |
RC倒立T形擁壁の設計計算書の作成(1)(ALのレベル:C) |
表計算ソフトにより設計計算書を作成する
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7週 |
RC倒立T形擁壁の設計計算書の作成(2)(ALのレベル:C) |
表計算ソフトにより設計計算書を作成する
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8週 |
RC倒立T形擁壁の設計計算書の作成(3)(ALのレベル:C) |
表計算ソフトにより設計計算書を作成する
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2ndQ |
9週 |
RC倒立T形擁壁の設計計算書の作成(4)(ALのレベル:C) |
表計算ソフトにより設計計算書を作成する
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10週 |
RC倒立T形擁壁の設計計算書の作成(5)(ALのレベル:C) |
表計算ソフトにより設計計算書を作成する
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11週 |
RC倒立T形擁壁の設計計算書の作成(6)(ALのレベル:C) |
表計算ソフトにより設計計算書を作成する
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12週 |
RC倒立T形擁壁の設計計算書の作成(7)(ALのレベル:C) |
表計算ソフトにより設計計算書を作成する
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13週 |
RC倒立T形擁壁の設計計算書の作成(8)(ALのレベル:C) |
表計算ソフトにより設計計算書を作成する
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14週 |
RC倒立T形擁壁の設計計算書の作成(9)(ALのレベル:C) |
表計算ソフトにより設計計算書を作成する
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
まとめ |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
CADによる図面作成(1)(CAD製図基準)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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2週 |
CADによる図面作成(2)(配筋図詳細)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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3週 |
CADによる図面作成(3)(CAD基本操作)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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4週 |
CADによる図面作成(4)(図枠作成)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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5週 |
CADによる図面作成(5)(構造図作成)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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6週 |
CADによる図面作成(6)(鉄筋作成)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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7週 |
CADによる図面作成(7)(鉄筋作成) (ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
CADによる図面作成(8)(鉄筋作成)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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10週 |
CADによる図面作成(9)(鉄筋加工図作成)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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11週 |
CADによる図面作成(10)(鉄筋加工図作成)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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12週 |
CADによる図面作成(11)(鉄筋表作成)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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13週 |
CADによる図面作成(12)(図面確認・照査)(ALのレベル:C) |
設計計算書を基にCADにより図面を作成する(教室外学習:CADによる図面作成演習)
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14週 |
建設分野のIT化に関する学習(電子納品)(ALのレベル:C) |
建設分野のIT化の現状を理解する
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15週 |
まとめ |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 材料に要求される力学的性質及び物理的性質に関する用語、定義を説明できる。 | 3 | |
鋼材の種類、形状を説明できる。 | 3 | |
鋼材の力学的性質(応力-ひずみ関係、降伏強度、引張強度、弾性係数等)を説明できる。 | 3 | |
コンクリート構造の種類、特徴について、説明できる。 | 2 | |
コンクリート構造の代表的な設計法である限界状態設計法、許容応力度設計法について、説明できる。 | 3 | |
曲げモーメントを受ける部材の破壊形式を説明でき、断面破壊に対する安全性を検討できる。 | 2 | |
曲げモーメントを受ける部材の断面応力度の算定、使用性(ひび割れ幅)を検討できる。 | 2 | |
せん断力を受ける部材の破壊形式を説明でき、せん断力に対する安全性を検討できる。 | 3 | |
構造 | 断面1次モーメントを理解し、図心を計算できる。 | 3 | |
断面2次モーメント、断面係数や断面2次半径などの断面諸量を理解し、それらを計算できる。 | 3 | |
各種静定ばりの断面に作用する内力としての断面力(せん断力、曲げモーメント)、断面力図(せん断力図、曲げモーメント図)について、説明できる。 | 4 | |
応力とその種類、ひずみとその種類、応力とひずみの関係を理解し、弾性係数、ポアソン比やフックの法則などの概要について説明でき、それらを計算できる。 | 4 | |
断面に作用する垂直応力、せん断応力について、説明できる。 | 4 | |
各種示方書に基づく設計法(許容応力度、終局状態等)の概要を説明でき、安全率、許容応力度などについて説明できる。 | 3 | |
地盤 | 地盤内応力を説明できる。 | 2 | |
ランキン土圧やクーロン土圧を説明でき、土圧算定に適用できる。 | 3 | |
製図 | 線と文字の種類を説明できる。 | 4 | |
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。 | 4 | |
CADソフトウェアの機能を説明できる。 | 4 | |
図形要素の作成と修正について、説明できる。 | 4 | |
画層の管理を説明できる。 | 4 | |
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。 | 4 | |
与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 4 | |
設計した物をCADソフトで描くことができる。 | 4 | |