| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 層流・乱流の流速分布式から平均流速・摩擦損失係数をほぼ8 割程度計算できる。 | 層流・乱流の流速分布式から平均流速・摩擦損失係数をほぼ6 割程度計算できる。 | 層流・乱流の流速分布式から平均流速・摩擦損失係数を計算できない。 |
評価項目2 | 摩擦損失・各局所損失を考慮した動水こう配線・エネルギー線をほぼ正確に(8 割以上)画くことができる。 | 摩擦損失・各局所損失を考慮した動水こう配線・エネルギー線をほぼ正確に(7 割以上)画くことができる。 | 摩擦損失・各局所損失を考慮した動水こう配線・エネルギー線を画くことができない。 |
評価項目3 | オイラー座標系での流体の基礎方程式を8 割程度導くことができる。
それを積分してベルヌーイの式をほぼ 8 割程度導くことができる。
| オイラー座標系での流体の基礎方程式を 6 割程度導くことができる。
それを積分してベルヌーイの式をほぼ 6 割程度導くことができる。
| オイラー座標系での流体の基礎方程式を導くことができない。
それを積分してベルヌーイの式を導くことができない。
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評価項目4 | 最小エネルギー・最大流量の定理により限界水深・対応水深をほぼ正確に(8 割以上)計算できる。また跳水現象から共役水深をほぼ正確に(8割以上)計算できる。 | 最小エネルギー・最大流量の定理により限界水深・対応水深をほぼ正確に(7 割以上)計算できる。また跳水現象から共役水深をほぼ正確に(7割以上)計算できる。 | 最小エネルギー・最大流量の定理により限界水深・対応水深を計算できない。また跳水現象から共役水深を計算できない。 |
評価項目5 | 円形断面での最大流量・最大流速を生じる水深をほぼ正確に(8 割以上)計算できる。また任意の断面での水理学的に有利な断面をほぼ 8 割程度求めることができる。 | 円形断面での最大流量・最大流速を生じる水深をほぼ正確に(7 割以上)計算できる。また任意の断面での水理学的に有利な断面をほぼ 6 割程度求めることができる。 | 円形断面での最大流量・最大流速を生じる水深を計算できない。また任意の断面での水理学的に有利な断面を求めることができない。 |
評価項目6 | 人工構造物(せき・水門)を設置した開水路の水面形をほぼ正確に(8 割以上)画くことができる。また不等流基礎方程式から限界水深・等流水深をほぼ正確に(8 割以上)計算できる。 | 人工構造物(せき・水門)を設置した開水路の水面形をほぼ正確に(8 割以上)画くことができる。また不等流基礎方程式から限界水深・等流水深をほぼ正確に(8 割以上)計算できる。 | 人工構造物(せき・水門)を設置した開水路の水面形を画くことができない。また不等流基礎方程式から限界水深・等流水深を計算できない。 |
評価項目7 | レイノルズまたはフルードの相似則を使って模型あるいは実物の物理量をほぼ正確に(8 割以上)計算できる。またレーリーの次元解析、バッキンガムのπ定理を使って物理現象をほぼ8 割程度定式化できる。 | レイノルズまたはフルードの相似則を使って模型あるいは実物の物理量をほぼ正確に(7 割以上)計算できる。またレーリーの次元解析、バッキンガムのπ定理を使って物理現象をほぼ6 割程度定式化できる。 | レイノルズまたはフルードの相似則を使って模型あるいは実物の物理量を計算できない。またレーリーの次元解析、バッキンガムのπ定理を使って物理現象を定式化できない。 |