総合演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 総合演習Ⅰ
科目番号 0150 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 土木職公務員試験 専門問題と解答 必修科目編 第2版(米田・大学教育出版)
担当教員 水野 剛規

到達目標

以下の項目を目標とする
①プレゼンテーション能力を身につける
(C-1)
②人に教えることを通して、コミュニケーション能力を身につける
(C-1)
③模擬授業の準備を通して、自己学習・自発的学習の習慣を養う
(C-1)
④社会基盤整備,循環型都市づくりのための専門分野の基本的問題が解けるようになる
(D-4(1),(2))
⑤一般分野の知識を広く身につける
⑥卒業研究について予備知識を得る

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1適切なプレゼンテーション能力を評価8割程度以上身につけることができる。適切なプレゼンテーション能力を評価6割程度以上身につけることができる。適切なプレゼンテーション能力を身につけることができない。
評価項目2専門分野の基本を正確(8割以上)に説明でき、人に教えることを通して、コミュニケーション能力を評価8割程度以上身につけることができる。専門分野の基本をほぼ正確(6割以上)に説明でき、人に教えることを通して、コミュニケーション能力を評価6割程度以上身につけることができる。専門分野の基本を正確(6割以上)に説明できず、人に教えることを通して、コミュニケーション能力を身につけることができない。
評価項目3模擬授業の準備を通して、自己学習・自発的学習の習慣を養い、専門分野の基本を正確(8割以上)に説明できる。模擬授業の準備を通して、自己学習・自発的学習の習慣を養い、専門分野の基本をほぼ正確(6割以上)に説明できる。模擬授業の準備を通して、自己学習・自発的学習の習慣を養い、専門分野の基本を正確(6割以上)に説明できない。
評価項目4社会基盤整備,循環型都市づくりのための専門分野の基本的問題を8割程度以上解くことができる。社会基盤整備,循環型都市づくりのための専門分野の基本的問題を6割程度以上解くことができる。社会基盤整備,循環型都市づくりのための専門分野の基本的問題を6割程度以上解くことができない。
評価項目5一般分野の知識を広く身につけ8割程度以上解くことができる。一般分野の知識を広く身につけ6割程度以上解くことができる。一般分野の知識を広く身につかず6割程度以上解くことができない。
評価項目6卒業研究について予備知識を8割程度得ることができる。卒業研究について予備知識を6割程度得ることができる。卒業研究について予備知識を6割程度得ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、これまで環境都市工学科で学んできたことを総合的に演習する。各自が講師となり、模擬授業(演習問題の準備・解説など)を行うことで、コミュニケーション能力を養い、さらに自己学習・自発的学習の習慣を養う。また、専門分野に関する知識を確実にすることを目的とする。また、一般分野の知識についても広く身につけるようにする。
授業の進め方・方法:
学生各自が持ち回りで講師となり、専門分野に関する演習を行う。その問題の解答ばかりでなく、関連知識なども
併せて解説する。一般分野に関する演習はレポート形式で行う。また、各教員より研究内容のガイダンス
を受け、各自が卒業研究として取り組みたいテーマについて予習を行う。
なお、中間試験の出題は教室外学修の範囲から出題し教室外学修を確認する
注意点:
学習・教育目標 (C-1)20%、(D-4(1))50%、(D-4(2))30%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の進め方のガイダンス,演習問題割り当て
2週 プレゼンテーション実践その1(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:構造力学演習問題)
3週 プレゼンテーション実践その2(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:構造力学演習問題)
4週 プレゼンテーション実践その3(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:水理学演習問題)
5週 プレゼンテーション実践その4(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:水理学演習問題)
6週 プレゼンテーション実践その5(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:土質力学演習問題)
7週 プレゼンテーション実践その6(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:土質力学演習問題)
8週 中間試験
4thQ
9週 社会のニーズと卒業研究テーマ1(ALのレベル:C) 社会のニーズを調査する.卒業研究の予備知識を得る.(教室外学習:卒業研究の内容理解)
10週 社会のニーズと卒業研究テーマ2(ALのレベル:C) 社会のニーズを調査する.卒業研究の予備知識を得る.(教室外学習:卒業研究の内容理解)
11週 一般分野に関する演習(社会的比較)(ALのレベル:C) 自己分析する(教室外学習:レポートにまとめる)
12週 一般分野に関する演習(社会通念)(ALのレベル:C) 一般常識を理解する(教室外学習:レポートにまとめる)
13週 一般分野に関する演習(社会問題)(ALのレベル:C) 社会問題を調査する(教室外学習:レポートにまとめる)
14週 一般分野に関する演習(小論文その1)(ALのレベル:C) 小論文の書き方を理解する(教室外学習:レポートにまとめる)
15週 一般分野に関する演習(小論文その2)(ALのレベル:C) 小論文の書き方を理解する(教室外学習:レポートにまとめる)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。1

評価割合

中間試験プレゼン課題合計
総合評価割合503070150
基礎的能力503070150
専門的能力0000
分野横断的能力0000