総合演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 総合演習Ⅰ
科目番号 0152 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 土木職公務員試験 専門問題と解答 必修科目編 第2版(米田・大学教育出版)
担当教員 水野 和憲

到達目標

以下の項目を目標とする
①プレゼンテーション能力を身につける
(C-1)
②人に教えることを通して、コミュニケーション能力を身につける
(C-1)
③模擬授業の準備を通して、自己学習・自発的学習の習慣を養う
(C-1)
④社会基盤整備,循環型都市づくりのための専門分野の基本的問題が解けるようになる
(D-4(1),(2))
⑤一般分野の知識を広く身につける
⑥卒業研究について予備知識を得る

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1適切なプレゼンテーション能力を身につけることができる。適切なプレゼンテーション能力をある程度身につけることができる。適切なプレゼンテーション能力を身につけることができない。
評価項目2専門分野の基本を正確に説明でき、人に教えることを通して、コミュニケーション能力を評価8割程度以上身につけることができる。専門分野の基本をある程度説明でき、人に教えることを通して、コミュニケーション能力を評価6割程度以上身につけることができる。専門分野の基本を説明できず、人に教えることを通して、コミュニケーション能力を身につけることができない。
評価項目3模擬授業の準備を通して、自己学習・自発的学習の習慣を養い、専門分野の基本を正確に説明できる。模擬授業の準備を通して、自己学習・自発的学習の習慣を養い、専門分野の基本をある程度説明できる。模擬授業の準備を通して、自己学習・自発的学習の習慣を養い、専門分野の基本を説明できない。
評価項目4社会基盤整備,循環型都市づくりのための専門分野の基本的問題をほとんど解くことができる。社会基盤整備,循環型都市づくりのための専門分野の基本的問題をある程度解くことができる。社会基盤整備,循環型都市づくりのための専門分野の基本的問題を解くことができない。
評価項目5一般分野の知識を広く身につけほとんど解くことができる。一般分野の知識を広く身につけある程度解くことができる。一般分野の知識を広く身につかず解くことができない。
評価項目6卒業研究について予備知識を正確に得ることができる。卒業研究について予備知識をある程度正確に得ることができる。卒業研究について予備知識を得ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、これまで環境都市工学科で学んできたことを総合的に演習する。各自が講師となり、模擬授業(演習問題の準備・解説など)を行うことで、コミュニケーション能力を養い、さらに自己学習・自発的学習の習慣を養う。また、専門分野に関する知識を確実にすることを目的とする。また、一般分野の知識についても広く身につけるようにする。
授業の進め方・方法:
学生各自が持ち回りで講師となり、専門分野に関する演習を行う。その問題の解答ばかりでなく、関連知識なども
併せて解説する。一般分野に関する演習はレポート形式で行う。また、各教員より研究内容のガイダンス
を受け、各自が卒業研究として取り組みたいテーマについて予習を行う。
なお、中間試験の出題は教室外学修の範囲から出題し教室外学修を確認する
英語導入計画:Technical terms
注意点:
学習・教育目標 (C-1)20%、(D-4(1))50%、(D-4(2))30%

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の進め方のガイダンス,演習問題割り当て
2週 プレゼンテーション実践その1(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:構造力学演習問題)
3週 プレゼンテーション実践その2(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:構造力学演習問題)
4週 プレゼンテーション実践その3(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:水理学演習問題)
5週 プレゼンテーション実践その4(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:水理学演習問題)
6週 プレゼンテーション実践その5(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:土質力学演習問題)
7週 プレゼンテーション実践その6(ALのレベル:A) 適切なプレゼンテーション能力を身に付ける(教室外学習:土質力学演習問題)
8週 中間試験
4thQ
9週 社会のニーズと卒業研究テーマ1(ALのレベル:C) 社会のニーズを調査する.卒業研究の予備知識を得る.(教室外学習:卒業研究の内容理解)
10週 社会のニーズと卒業研究テーマ2(ALのレベル:C) 社会のニーズを調査する.卒業研究の予備知識を得る.(教室外学習:卒業研究の内容理解)
11週 就職活動のための業種別企業研究1(ALのレベル:C) 自己分析する(教室外学習:レポートにまとめる)
12週 就職活動のための業種別企業研究2(ALのレベル:C) 一般常識を理解する(教室外学習:レポートにまとめる)
13週 一般分野に関する演習(社会問題)(ALのレベル:C) 社会問題を調査する(教室外学習:レポートにまとめる)
14週 一般分野に関する演習(小論文その1)(ALのレベル:C) 小論文の書き方を理解する(教室外学習:レポートにまとめる)
15週 一般分野に関する演習(小論文その2)(ALのレベル:C) 小論文の書き方を理解する(教室外学習:レポートにまとめる)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3

評価割合

中間試験プレゼン課題合計
総合評価割合503070150
基礎的能力503070150
専門的能力0000
分野横断的能力0000