| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 試行錯誤がどのようなものかを理解し,問題状況を理解し解決する上で三現主義・5ゲン主義の重要性を理解し,問題解決に取組む意欲がある。 | 試行錯誤がどのようなものかを理解し,問題状況を理解し解決する上で三現主義・6ゲン主義の重要性を理解している。 | 与えられた技術的な問題を、学校での問題と同じように解いて回答を提出するのが技術者・社会人にとっての問題解決だと考えている。 |
評価項目2 | 人や組織・判断や行為・結果と影響・手続きの面から倫理性を評価し,倫理的な判断ができ倫理的行為を案出することができる。 | 人や組織・判断や行為・結果と影響・手続きの面から倫理性を評価すべきことを理解している。 | 人や組織・判断や行為・結果と影響・手続きの面から総合的に倫理性を判断できず,一面的な倫理判断を良しとする。 |
評価項目3 | 技術的営みが本質的に不確実性をまぬかれない試行錯誤であることを理解し,失敗最小・実害最小にする行動を理解し考案することができる。 | 安全技術の発展の成果を理解している,もしくは失敗最小・実害最小にする行動の方法を理解している。 | 技術的営みは徹底的に正しく検討すれば不確実性をなくせるものと理解している。 |
評価項目4 | 組織活動は各メンバーが主体的に参画するものであることを理解し,社会と組織との間,互いの間に発生する問題への適切な解決行動を考案することができる。 | 組織活動は各メンバーが主体的に参画するものであることを理解し,組織の中でも自己の主体性を維持することの大切さを理解している。 | 組織と自己の主体性とのバランスを理解できず,組織に自己を埋没させたり,自己を組織の上に位置付けたりすることの非倫理性を理解できない。 |
評価項目5 | 技術者や自らの立場に対して現代社会が求めることを感受することができ,困難に対しても勇気をもって行動する気概の大切さを理解している。 | 技術者や自らの立場に対して現代社会が求めることを感受することの大切さを理解し,困難に対しても勇気をもって行動する気概の大切さを理解している。 | 倫理的な行動は時代や社会が変化しても不変であり,自らの良心に従って誠実に判断し行動してさえいれば倫理的だと考えてる。 |
評価項目6 | グループワークの中でその目的に対して自らを有効に機能させることができる。 | グループワークに参画することができる。 | グループワークに参画したり有効な貢献ができない。 |