到達目標
建築設計は、複数の専門知識を統合して行われる作業である。また、設計条件によって計画も左右される。本演習では、概括的な総合能力を養うことを目的とする。
①設計条件、社会的要請に応えることができる
②各種施設のプログラム(機能など)を構成できる
③的確に施設計画を計画できる
④計画内容を的確に伝え、表現することができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 課題にふさわしいコンセプトを作成できる(8割以上)。 | 課題にふさわしいコンセプトをほぼ(6割以上)作成できる。 | 課題にふさわしいコンセプトが作成できない。 |
評価項目2 | 的確な機能・空間構成を行える(8割以上)。 | 的確な機能・空間構成をほぼ(6割以上)正しく行える。 | 的確な機能・空間構成を行えない。 |
評価項目3 | 多角的な視点から、施設の機能、空間を検討し、創造的に組み立てることができる(8割以上)。 | 多角的な視点から、施設の機能、空間を検討し、創造的に組み立てることがほぼ(6割以上)できる。 | 多角的な視点から、施設の機能、空間を検討し、創造的に組み立てることができない。 |
評価項目4 | 明快かつ、美しいプレゼンテーションおよび説明によって、計画内容を相手に的確に伝えることができる(8割以上)。 | 明快かつ、美しいプレゼンテーションおよび説明によって、計画内容を相手に的確に伝えることがほぼ(6割以上)できる。 | 明快かつ、美しいプレゼンテーションおよび説明によって、計画内容を相手に的確に伝えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築設計は、複数の専門知識を統合して行われる作業である。また、設計条件によって計画も左右される。本演習では、概括的な総合能力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
課題の対象施設の様々な事例を、授業で示される例だけでなく、積極的に雑誌・資料集などにより調べること
授業計画を基に、主体的にスケジュールを立て、授業時のエスキースチェックを参考にしながら着実に計画を進め、締め切り間際に作業が集中しないようにする。
注意点:
常に図面やスタディ模型の作成などによって、考えを形にしていくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
個人住宅(木造)の計画 課題提示・説明 |
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2週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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3週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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4週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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5週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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6週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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7週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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8週 |
講評会(課題を返却し解説および評価方法の説明を行う) |
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2ndQ |
9週 |
小規模施設の計画 課題提示・説明 |
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10週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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11週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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12週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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13週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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14週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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15週 |
講評会(課題を返却し解説および評価方法の説明を行う) |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
公共移設の計画 課題提示・説明 |
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2週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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3週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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4週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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5週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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6週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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7週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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8週 |
講評会(課題を返却し解説および評価方法の説明を行う) |
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4thQ |
9週 |
集合住宅の計画 課題提示・説明 |
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10週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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11週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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12週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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13週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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14週 |
エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図) |
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15週 |
講評会(課題を返却し解説および評価方法の説明を行う) |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。 | 3 | |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 3 | |
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 3 | |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 2 | |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 3 | |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 3 | |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 400 | 0 | 400 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 200 | 0 | 200 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 200 | 0 | 200 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |