建築設計製図Ⅰ

科目基礎情報

学校 岐阜工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 建築設計製図Ⅰ
科目番号 0009 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 建築学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 日本建築学会編 コンパクト建築設計資料集成(丸善)
担当教員 門脇 和正,櫻木 耕史,今田 太一郎

到達目標

建築設計は、複数の専門知識を統合して行われる作業である。また、設計条件によって計画も左右される。本演習では、概括的な総合能力を養うことを目的とする。
①設計条件、社会的要請に応えることができる
②各種施設のプログラム(機能など)を構成できる
③的確に施設計画を計画できる
④計画内容を的確に伝え、表現することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1課題にふさわしいコンセプトを作成できる(8割以上)。課題にふさわしいコンセプトをほぼ(6割以上)作成できる。課題にふさわしいコンセプトが作成できない。
評価項目2的確な機能・空間構成を行える(8割以上)。的確な機能・空間構成をほぼ(6割以上)正しく行える。的確な機能・空間構成を行えない。
評価項目3多角的な視点から、施設の機能、空間を検討し、創造的に組み立てることができる(8割以上)。多角的な視点から、施設の機能、空間を検討し、創造的に組み立てることがほぼ(6割以上)できる。多角的な視点から、施設の機能、空間を検討し、創造的に組み立てることができない。
評価項目4明快かつ、美しいプレゼンテーションおよび説明によって、計画内容を相手に的確に伝えることができる(8割以上)。明快かつ、美しいプレゼンテーションおよび説明によって、計画内容を相手に的確に伝えることがほぼ(6割以上)できる。明快かつ、美しいプレゼンテーションおよび説明によって、計画内容を相手に的確に伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築設計は、複数の専門知識を統合して行われる作業である。また、設計条件によって計画も左右される。本演習では、概括的な総合能力を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
課題の対象施設の様々な事例を、授業で示される例だけでなく、積極的に雑誌・資料集などにより調べること
授業計画を基に、主体的にスケジュールを立て、授業時のエスキースチェックを参考にしながら着実に計画を進め、締め切り間際に作業が集中しないようにする。
注意点:
常に図面やスタディ模型の作成などによって、考えを形にしていくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 個人住宅(木造)の計画
課題提示・説明
2週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
3週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
4週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
5週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
6週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
7週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
8週 講評会(課題を返却し解説および評価方法の説明を行う)
2ndQ
9週 小規模施設の計画
課題提示・説明
10週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
11週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
12週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
13週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
14週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
15週 講評会(課題を返却し解説および評価方法の説明を行う)
16週
後期
3rdQ
1週 公共移設の計画
課題提示・説明
2週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
3週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
4週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
5週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
6週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
7週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
8週 講評会(課題を返却し解説および評価方法の説明を行う)
4thQ
9週 集合住宅の計画
課題提示・説明
10週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
11週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
12週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
13週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
14週 エスキースチェック(コンセプト、平面図、立断面図)
15週 講評会(課題を返却し解説および評価方法の説明を行う)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。3
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。3
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。2
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。3
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。3
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00004000400
基礎的能力00002000200
専門的能力00002000200
分野横断的能力0000000